薄紫が朱色にバトンタッチ 9月18日撮影
今年4度目の元薬師寺跡である。ここだけ目当てにしてきたわけでない時もあったので、来た時の記事がみんなUPしたわけではなかったが、今回は台風が去って、爽やかな秋の風が吹き、お出かけ日和としては絶好の日となった。
びっしりと水面を埋め尽くしていたホテオアオイも、花数が少なくなり秋空を映す空間が多くなってきている。
その空間に彼岸花がそろそろ姿見の池に顔を映してきている。
彼岸花は咲き始めたばかりのようで、蕾が沢山ついている。来週あたりが見ごろだろう。
畝傍山も、夏から秋へと、花の移り変わりをながめている。山の前の集落がなかった頃、そう・古にはどんな花がこの季節に咲いていたのだろうかと、想いはいつも古に。
石仏のあたりにも、赤い花が並んでいる。彼岸花の時期は短い。だからこんなに一斉に朱色に染まるように咲くのだろうといつも思う。
今宵は中秋の名月
綺麗な夕焼けで、お月見ができることの期待が大きい。
若鮎さんのお店でお団子を買ったら、ススキと萩を頂いた。明るいうちに濡れ縁にお花と、月見団子を出してお供えしておく。午後6時過ぎふと外を見ると、黄色い黄色いお月様が出ている。余り美しいので、思わず手を合わせた。
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