カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

家から駅へ 早朝のコスモス

2013年09月28日 | ☆季節

 

 

 早朝に目覚めた。午前6時を待って外に出た。東の空に雲があったので、その雲が取れるのを待って、コスモスの咲いてる駅への道へと急いだ。エノコログサの先が朝日を浴びて金色に輝いているように見えた。これはすぐ裏であるが。こんな早い時間に滅多に外で出ないので、こんな輝きを見るのは珍しい。

  

稲刈りの済んだ田の株にも、日が差し始めた。じっくりと見つめていなかったが、こうして誰もいない道を歩きながら見ていると、田舎住まいのよさのような感じがする。季節の移り変わりをじかに感じる場が、目さえ開けて見つめていれば飛び込んでくる。

  

今朝こんなに早起きしたのには訳があった。前日の夜のウォーキングの時、月夜でないし街灯が届かない西側の上の田圃に、どうもコスモスらしい花が、風に揺れるのが見えた。それを確かめたくて、それも朝日の中のコスモスをカメラに欲しくて、食事の用意をする前に出てきた。

 

      

たった一枚の田圃だけれど、そこにはよく見かける普通のコスモスが、朝日に輝いて咲いていた。彼岸花がまだ少し残った畦に向かってコスモスと彼岸花が一緒に咲いている賑やかな秋の訪れである。 高く晴れ渡った、真っ青な空に、背伸びするようにしたから写したコスモスは、太陽の光を独り占めするように背伸びしている。

 

  

金剛山をバックにしたらコスモスもヒマワリのように、大体みんな東の方に顔を向けているのに気がついた。 

早朝に出てきた甲斐があった。ここのコスモスがこんなに咲いているのだから、私の心は斑鳩の里のコスモスへと、飛んでいた。

そう思うといても立ってもいられなくて、朝の仕事を超特急でして、10時には斑鳩に向けて車を走らせていた。

コスモスシリーズの1がこの「駅までの道」の田圃のコスモスだとしたら、明日は、今日行って来た斑鳩のコスモスにしたいと思いながら今夜はこれまでにしておこう。

  

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