カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

降りしきる

2008年02月09日 | ☆季節



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ひと時の止み間もなく降りしきる雪
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3度目の積雪である。
朝起きると積もっていたという今までの雪でなく、「降り出したなぁ」と窓の外を眺めていて、昼食を済ませて障子を開けるともう辺り一面真っ白になっている。
家の周りだけが雪の白さで明るく感じるが、あとは雪のカーテンが下りて朧である。
真昼にこんなに降るのはこの地方ではめったにない。
閉じ篭って、音もなくしんしんと空から落ちてくる雪を眺めている日となった。


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食事会は楽しいおしゃべり会

2008年02月08日 | ★ 日々の呟き



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楽しいお食事会
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食事会の楽しいお誘いである。
場所は橿原市の畝傍山のよく見える所で、これがまたお気に入りになりそうだ。
メンバーは、明日香の神籬での食事に誘ってもらったそのままの人達である。
「予約してあるからね。迎えに行くから道路に出て待っていて」

このグループで行く時は、行く先も場所も、車に乗せてもらって目的地に着くまで分からない。
行けば絶対外れのない趣のあるところに連れて行ってくれるので、わくわくした気分で、約束の日を待つものである。

今回も期待に違わず、食事の小部屋のインテリアも、店内も落ち着いたいい雰囲気のお食事処だった。
勿論食事も美味しかった。
何よりもゆっくりとおしゃべりの花を咲かせる時間を、提供してもらえることが嬉しい。
広い活躍の場を持つ人達の話題は豊かで、実に楽しい時間が流れた冬の1日だった。


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文化講座でリフレッシュ

2008年02月07日 | ★ 日々の呟き






女性の退職者の会の本年度の最後の行事は文化講座で5日の午後に高田市で行われた。
午前中理事会で午後からは会員の方が多数参加しての「聴く&歌う」の和やかな会であった。
ギターとマンドリンの演奏は、6人の女性グループ「チャティーマムズ」の皆さんである。
1人の方だけが幼い頃からマンドリンをされていたそうだが、後の5人の方は50歳を越えてから楽器を手にしたとの事であるが、優しいく澄んだその音色の奏でる曲の演奏はとてもそんなものとは思えない素晴らしさだった。

選曲にも苦労されたことだろう。
どの曲も今まで歩んできた道の途上の思い出が甦り、あるいは口ずさみたくなったり、若い頃を手繰り寄せる音楽の世界に入っていくことが出来た。




演奏の合間にトークが入って、グループの名前についての由来がまた魅力的だった。
パソコン世代のチャットするおばさんたちである年代から、「チャッティーマムズ」即ち「おしゃべりなママさんたち」のグループであり、
 チャレンジしたことのないことをを頑張ってみよう
「今」が一番好きな心のチャンネルの集まり
 やれるときにはやっておこう
 今の自分たちを輝かせて生きよう
このような言葉がぽんぽん飛び出してくるエネルギーが、ボランテァも含めて、あちこちから要請があったら心の篭った演奏活動をしているママさんたちに、元気を貰い、美しい音楽に癒されて大きな拍手を贈った。







10分間の休憩の後、会員さんの歌集指導によって、会場は美しい歌声で満ちた。
25年来の創設当時の会員さんもいれば、近年退職した人や、若年退職の人もいる幅の広い会員だから、選曲の気配りが大変だったことだろう。
国民歌謡  朝だ元気で
NHKラジオ歌謡 山小屋の灯
松井須磨子が歌った ゴンドラの唄
古関裕而作曲 高原列車は行く
いづみたく作曲 夜明けの歌
これならみんな聴いている 千の風になって
「お腹のそこから声を出すって、気持ちがすっとしたね」
各支部から寒い中を参加してくれた会員さんの声に、退職後、家に篭りがちな人も、このような会を通しての交流はいいものだと話してくれた。






後片付けをした後の帰途、この楽しみを同乗のDさんから頂く。
朝からの疲れをここに置いて、美味しいケーキと香りの良いコーヒー、ゆっくり和める癒しの雰囲気のある茶房とDさんに「ご馳走様でした」。

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光の春が見えた時

2008年02月06日 | ☆季節



曇天続きで、雪や氷雨のお天気だった後の、夕暮れ時の住宅団地の公園で見た青空にふと希望の春を見つけた。
低く垂れ込めていた雲の上には、こんな真っ青な空が常にあるものをと、些細なことなのに感激している。



絡み合った藤蔓が、その光を掴むように伸びたい方に向かって前進する命の営みを見せていることにもまた感激。
細い蔓に点々と小さな花芽が付いている。
一番光の春を感じえいるのは、自然界の植物たちだろう。



しかし、目を北に転じてみれば、冠雪した金剛山が、住宅街のすぐ後ろにあり、冬の雲が頂に迫ってきている。
春まだ遠い、大和の西の端の山麓風景に、先ほどの感動がちょっと尻込みしていったひと時である。




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風邪の神が去って温泉へ

2008年02月05日 | ★ 日々の呟き



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金剛の湯
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24号線沿いにある日帰り温泉は、寒い日続きの此の頃よく利用する。
家のお風呂だと湯船に入るまでの寒さがどうも辛い。
風邪の発熱もすっかりなくなったとき、この金剛の湯で温まるのが楽しみだ。
床暖房になっているので、靴箱に入れてロビーに入ると足裏にまず暖かさが伝わってくる。
吉野の木材をふんだんに使った建物の内装が気分を和らげてくれる。

いくつもの湯船があって、次々とそれを楽しめる日帰り温泉も時には良いが、ここのように、こじんまりして、アットホームな気分でゆっくりと湯に浸かるのも好きだ。
岩を組んだ露天風呂では、頭の上を冷たい風が吹き抜けていっても、かえって、長風呂にのぼせることなく「頭寒足熱」であり、家に帰ってからも就寝するまで、暖かさに包まれたようでいい気分である。


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