カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

談山神社 錦秋 南山荘から

2012年11月20日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

県内の紅葉情報が、NHKの午後7時前の天気予報の前に、紅葉が始まった頃から放映されています。 今日(11月20日)現在では、竜田川を除いて、県内の主な紅葉の名所はみんな、もみじの色が赤く塗りつぶされました。

昨日も同じ表示でしたので、お天気が良ければ、最高の紅葉に出会えるだろうと、今日出かけることに決めていました。家から1時間余りで行ける、桜井市の談山神社です。 

 談山神社の二つの入り口も「後でね・・・」といった気持ちで素通りして、 参道の坂道を目的地へひたすらさっさと歩きました。

 

  

手書きの古ぼけた案内板が、先ず私が行きたい「眺望絶景」へと導いてくれます。駐車場はいくつもあるので、私はここからは遠い下のほうの駐車場に置いてきました。それでも明日香から来ると一番近い駐車場です。

 

 

始めてこの橋を渡って南山荘で、釜飯の昼食をした時、ここが一番好きな談山神社を眺望できる場所になりました。多くのカメラマンがお気に入りの場所に三脚を据えて光のチャンスを待っています。今日は朝早く行ったので、昼食のチャンスはなかったのですが、多分お昼には多くの人が訪れることでしょう。

 

 

 

  

望遠で引き寄せながら、紅葉に包まれた境内の華やかな彩を、楽しみながら撮っていきました。

 

 

こちら側のもみじです。今が旬と多くの人たちが散策を楽しんでいます。

 

最後にもう一度十三重の塔をカメラに入れて、赤い橋を渡って談山神社へ向かいました。

 

 

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葛城 一言主神社 紅葉

2012年11月19日 | ☆ ふるさと・大和

 

 言い伝えによると、雄略天皇が葛城山に行くと、自分とそっくりな人に出会いました。そこで名を尋ねたところ「吾は悪事も一言、善事も一言で言い放つ神、葛城の一言主大神ぞ」と答えたと伝えられています。
 一言であるならばどんな願いも叶えてくれると信仰を集め、”いちごんさん”の名で親しまれている神社です。

    

山麓線を車で走っていても、大きな公孫樹の黄が黄葉しますと、そこが一言さんであることが分かるほどの、存在感のある公孫樹の大木が境内にあります。  

 しかし今年はその公孫樹に異変がありました。

   

境内のもみじの紅葉です。

 

 

     

境内の紅葉は、行く秋を惜しむかのように美しく華やいでいます。その境内にあって一言主神社のご神木の公孫樹は、その華やぎから取り残されています。1200年を生きてきた公孫樹は幹に乳根がたくさんあることから、子育ての木として多くの人の信仰を集めてきました。いつ訪れても、そのようなお参りの人と出会います。

    

何処の公孫樹の葉もすでに黄葉している時ですが、ご神木の公孫樹の葉はまだ緑のままです。 治療中のためでしょうか、太い幹から多くの枝を切り落としたせいでしょうか、とにかく今は満身創痍の痛々しいご神木ですが、回復への過程として優しい気持ちで眺め、全快への願いが叶えられますようにと、暫くは傍を離れることができませんでした。

  

公孫樹の養生についてのお知らせの張り紙がありました。 

根尾の薄墨櫻のことをふと思いました。 櫻を愛する人や、樹木医の手厚い養生のお陰で見事に甦って、毎年花を咲かせ続けている木の命のように、一言主神社の公孫樹も何年かの後に、元気な若い枝が見事に神木一言主神社の、この老木から命を繋いでくれることを祈りました。

 

例年の秋は、黄色天井のような枝振りの下の石段を、頭の上に、公孫樹の温かさを感じながら下りて神社を後にしていましたので、このもみじは二の次の印象でした。真っ赤に染まったもみじを見上げて申し訳なかったような気持ちです。

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記念植樹の紅葉・5万人の森

2012年11月18日 | ☆季節

 

 里山が荒れて人の歩ける道さえなくなっていくという、そんなことが地域の自然を大切にしたい人たちの間で、問題になることが、聞かれるこの頃です。私が小学生くらいだった頃は、ずいぶん遠くまで近所の友達と野山遊びに行ったものです。学校も家庭も夕方には帰って来る子供たちの声が、何の心配もなく、夕食の支度をしながら待ってくれたものでした。

  

金剛山麓にひろがる里山が、大きな計画の下に、自然をできるだけ残して「5万人の森」として里山公園がオープンしたのは、2007年10月のことでした。 このような公園について、市の利用者があるのだろうかと、完成当時は賛否両論でした。 歩くことの好きな私は、近くにこのような公園ができたことが嬉しくて、時間を見つけては、ちょっとした山歩きの気分で、公園の端から端まで、何度も行っていい運動の場として利用しています。 

  

オープンを記念して、個人や団体活動の一つとして、植樹をしてくれました。50cmから1mくらいの細い楓が、あちこちに植えられていましたが、それが5年経った今公園の彩として里山を綺麗に飾るような大きさに育ってきています。 

  

   

   

5万人の人口になるようにとの願いで、命名した公園ですが、少子化の波はこんな田舎の町にも押し寄せて、学校での児童生徒の減少が、驚くばかりです。

最近では多府県ナンバーの車が見られます。小さい子供連れの若いご夫婦を見ますと、微笑ましく思って目で追っかけています。 また高齢者のグループが休憩所のベンチで語りあっているのを見るのもいいものです。      

   

 

   

ここに立って、一番下に見えるところは、この山の谷そこに当たるようなところですが、その谷底までは、いくつかのカーブの急な下り坂がありますし、下ったら今度は、ハァハァいいながら登ってこなければ、ほかに楽な道がないので、5年前には3往復ぐらいした体力があったのですが、怠けているうちに、元気は敗退してしまいました。 今は上から見下ろしている状態です。 

  

「産直の野菜や果物兼お土産など並んでいる自然と柿ファーム」に3日に1度くらい買い物に行きます。近くにもあるのですが、ここは駐車場が広いので楽なのです。

時には高い高い階段登りにもまた挑戦したいものです。

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あしびの会 大学同窓会

2012年11月17日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

新若草山ドライブウエーの途中にある「遊景の宿 平城」が昨日の同窓会の会場でした。 ここでの同窓会は2度目ですが、「遊景」と謳われているほど、眼下に世界遺産を望む素晴らしい眺望の宿が前回も感動の会場でしたので、とても楽しみにしていました。

前後を雨に挟まれた快晴の昨日は、第一のおもてなしでした。

木々の紅葉の向こうに、左には大仏殿の大きな屋根が見えます。 中央には興福寺の五重塔がシルエットのように望めます。  

 

  

   奈良市内の街並みの彼方には、生駒山の上には白い雲の列を遊ばせているようです。この眺望が第二のおもてなしです。

   

多くは県内からの出席でしたが、遠くは埼玉県から今年も元気に参加された友人、堺市や高槻市からの一年ぶりの再会に、会が始まるまで三々五々賑やかな語らいが続きました。

写真撮影の後会場で、まずこの日に参加できた健康を確認しての乾杯です。例年はこの後それぞれの近況を話すのですが、「孫のこと、病院通いのこと、じじ・ばばとしての決まりきった話題」になってしまうよりは、カラオケで楽しい時間を持ちましょうと、お世話当番さんの提案で、ご馳走を頂きながら、いきなり歌の場面が展開しました。 上のご馳走は撮り忘れたのもありカメラに入っていたのをコラージュしましたが、食べきれないほどの品数に満腹でした。 ながらくカラオケなどなかった同窓会でしたが、これも第三の世話人さんのおもてなしといえましょう。 

ちなみに私は隣席だったK君と「二人の大阪」を歌いました。もう1曲「明日香川恋歌」、好きな明日香の歌を、ノンアルコールで歌って結構楽しい時間でした。 次々と歌う皆さんの歌を聴いていて、これも印象に残る同窓会だと思いました。

  

来年の当番のグループも、会場と日時まで、取り決めて次を待つ気持ちが健康維持に繋がるだろうなどと、鬼の笑う来年の同窓会は決定しました。

ホテルのバスで近鉄奈良駅まで送ってもらう途中、くる時にあの場所だけはバスの窓から絶対撮って置きたいと思った、大仏池のところで、窓ガラスを通してでしたが、カメラに収めることができました。  

 

この辺りは今奈良の紅葉スポットとして人気の場所で、カメラ撮影の人や、写生の人たちで池の周りは人だかりのようでしたので、バスが渋滞したこともあり、3枚の大好きな奈良をお土産にすることができました。ドライバーさんのご好意もあったと思います。  

  

同窓会の最後のおもてなし、第四のおもてなしだと、今年の同窓会の集合写真を見ながら、学生時代の、あの友この友を今の写真に重ねて、旧姓が飛び交った宴の楽しさを思い出しています。

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早朝の冷え込み

2012年11月16日 | ☆季節

   

  

  

厳しい冷え込みの日の出前、快晴が約束されているように、この冬初めての朝霧が出ました。吉野川に沿ってきりの帯が、この時には、川筋だけだったのですが、1時間もしないうちに、この辺りまで上ってきて、周りは真っ白に幕に覆われたようになりました。

奈良へお出かけのために8時までに家事全てを済ませているうちに、霧はいくらは薄れていましたが、一時は車もライトをつけて走るほどでした。

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