カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

恵みの雨とはいえ ~~~ 

2013年06月20日 | 季節の花

                                                                                                                                                                     

  

朝、少しの間だったけれど、南のほうの山(西吉野町辺り)の山には、太い雲の帯が巻いていた。

低気圧の雨が昨夜から降り続いている上に、南の海には動きの怪しい台風が、こちらを睨んでいるようで、暫くは雨の上がるのは期待できない。

 

                          

お出かけも、あかんなぁ・・・ ウォーキングも駄目だぁ                                                                    

  

このように山が見えていたのは、つかの間だったようで 家事をして外を見ると、もう山はミルク色のカーテンを下ろしたようになって、何も見えない。

 

                                                                                              

 

                      

綺麗な雨傘があったら雨の日も、楽しい画面になるかもしれないよね、なんて独り言を言いながら、雷が鳴り出すまでに、画像に、絵文字を入れて少し遊んでみた。

映画で見た「雨に歌えば」の1場面が、雨傘の部分と歌だけが鮮明に蘇ってくる。ストーリーさえ忘れてしまったのに、このように突然記憶の中から出てくる場面は、その時きっと強烈な印象を受けたのに違いない。 

 

 

                         

農家の人がこの雨を喜んでいるとは思うものの、昨日の記事にした白いトマト畑と違って、私の部屋の南の田圃は、このように全くの耕作放棄田で、今年は草刈さえしてくれていない。トマトの所は、交通量の多い道路に面しているので、見る人は使用しなくなった田の利用をうまくしていると思うだろうが、外から見えない裏地には、こんな見苦しいままで放棄している田圃が多いのが事実だ。

喜んでいるのはカエルだけで、雨音に合わせカエルの合唱で、暫くは賑やかだ。                                                                     

 

  

この夏ここの草が伸び放題になったら、虫や草の種が飛び交うことになるだろう。鬱陶しいと呟きまで鬱陶しくなってくる。こんな日はゆっくりのんびりするのが一番のようだ。

                                                                                              

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水田放棄地がトマトの畑に

2013年06月19日 | ☆季節

 

      

近くの水田だった所で、昨年は雑草を誰かが刈り取っただけにして、いわば耕作放棄田的な土地だった。今年周りの田圃に田植えの準備のための田起こしを始めた頃に、同じように広い田圃に耕運機が入って田を起こしていた。

今年は誰かが稲作をするようになったのかと思い、窓からよく見えるので作業の進み具合など見るともなしに見ていた。

水田でなくて畝を作る機械で畝ができ、次の日には雪のように白いマルチに覆われた。3人ほどの作業だけれどなんと早いのだろうと感心して、かなりこういう作業に慣れた人なのだろうと思った。三人とも近所の人でなく経営者に雇用された人のように見えた。

草が生えないようにマルチで覆ったのかと思ったら次の日には、何かの苗が綺麗に植えてあった。窓から見えるだけで、傍まで行かなかったので何の苗かは分からなかったが、かなり沢山の苗の植栽である。上の写真を撮ったのは5月30日だった。あんまり白いのでカメラにと、撮ったまま記事にしようなんて思ってもいなかった。

  

  

気温が上がって雨の少ない日が続いていたので、離れたところから見ても、元気がないように見えていたが、今日の雨で俄然元気に立ち上がって見えたので、カメラを持って外に出てみた。小雨だったので、畑の人が二人何か作業をしていた。ずっと向こうでの作業だったので、声をかけずに畑だけ撮らせてもらった。 

 

     

何を植えてあるのか分からなかったが、黄色い小さな花が咲いて、よく見ると中にはもう実になっているのも見えた。トマトである。もっとたけの高いものだと思っていたが、この頃産直でもいろんな大きさのトマトが並んでいるので、ここのトマトも変わった種類なのだろうと、畑つくりをしたことのない私の感想である。

それにしても作物にとってはいい雨だった。今夜はひどく降るらしい予報が出ているが、なんでも適当なのが一番いい。被害など出ませんようにと願う。(6月19日撮影)

 

 

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お地蔵様とあじさいの花

2013年06月18日 | ☆ ふるさと・大和

  

  

 

紫陽花の花の色がまだ十分来ていなかった頃に、矢田寺にお参りした。その後 日々の記事に追われて、忘れるというのではなかったが、UPの機会を逃していた。

お地蔵様が、「私たちを忘れないで」と呼びかけてくださったような気がする。 

 

 

大和郡山市矢田山金剛山寺、通称矢田寺は矢田丘陵の中心にあり日本最古といわれる延命地蔵菩薩をお祀りしてある。この地が万葉の昔から文書に「矢田寺」という名称が使われていると、しおりに記されている。

この数多い石段を上ったのは猛暑に見舞われた日だった。

   

息を整えながらゆっくりと登っていくと、境内では咲き始めた紫陽花が待っていてくれて、やはりお参りしてよかったとほっとするひと時である。

 

  

伝説の味噌なめ地蔵様も穏やかなお顔で、待っていてくださる。昔は各家でお味噌を作っていたため、美味しいお味噌を作れるようにお地蔵様の伝説に頼って、お味噌をなめてもらい美味しいお味噌を作れるようにお願いしたそうだが、今はどんなことをお願いしているのだろうかとふと思う。 

 

   

色鮮やかな美しい紫陽花の、花びらの一つ一つにお地蔵様の救済の恵み心が込められていると、栞を読み取っているとそのように見える紫陽花の花が、どの花も暖かく優しく語りかけてくれるような気がしてくる。

               

暫く紫陽花のころにお参りするのが遠のいていたが、裏山(地蔵山)にはもみじの頃、ブログ友さんのご案内で、四国八十八ヵ所の石仏参拝登山を何度かさせていただいている。そのお参り口の矢印を目にして、霊場に続く道を暫く眺めていた。

 

 

 

   

石段は上る時より降りるときのほうが、注意しないとうっかり踏み外したり躓いたりしたら大変だと、最近特にそう思うようになった。

 

      

今頃は花の一番美しいときを、お地蔵様のご加護と共に、矢田寺では華やいで多くの人を迎えていらっしゃるだろうと思いつつ、お地蔵様と少し早すぎた花の時期を今頃になって纏めている。そんな私をお地蔵様は受け入れてくださるかしらなんて思いながら・・・・。

「おんかかかびさんまえいそわか」

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JR奈良駅 新しく・美しく

2013年06月17日 | ☆ ふるさと・大和

  

 

 

旧JR奈良駅の駅舎が、そのままの形で向かって右のほうに移動させた頃、1日何cmだとかの移動がよくニュースになったのも、そのままの形で残されたことは、この駅舎から学校まで三条通りを歩いた思い出に繋がって、懐かしい。 

  

今では新しい駅舎の横にあり「奈良市 総合観光案内所」として二度目の勤めを十分に果たしている。

  

古代の衣装に身を纏った、せんとくんがこの町を訪れる人をお迎えしている。 

 

寺院の回廊の柱を模したようなインテリアのある寛げる空間もあって、奈良の旅のひと時を過ごす人もいることだろう。

以上は旧駅舎の一階である。

もう早くにこのような施設ができていただろうけれど、奈良に行く時は近鉄か車を使うので、このように変わった奈良駅は実の所初めてだったので、このようなスナップ写真を撮り置いた。 

 

  

改札外部分は天井には格天井を意識した装飾が、また柱は吉野杉で美装されており、一部柱には組物を思わせる装飾が施されている。また、柱からは釣灯篭を思わせる照明も吊るされている。この全体的な美しさ、奈良らしさには、目を見張るものがある。

 

 

ウィキペディアによると、この3階のホーム部分について、『「奈良らしさの表現」―青丹よし―』であり、3階のホームの側壁には五色のカーテンウォールが設置され、「青丹よし」を現代的に表現している。ホーム部分には寺社の伽藍をイメージした飾り鉄柱を設置、サーモンピンクに塗られている。飾り柱の上には、垂木をイメージした装飾も設置されている。』

このように記述している。撮ってきた写真を見ながら、なるほどと感心しながら眺めている。

 

   

関西本線 - 当駅の所属線[3]であり、「大和路線」

桜井線 - 当駅を起点としている。「万葉まほろば線」の愛称が設定されている。

私は、五条からの往路は大和路線を使い王寺で乗換えをしたが、復路は万葉まほろば線での高田経由で、乗り換えなしの和歌山行きで帰ることができた。

めったにJRを使うことがなかったが、今回は、便利に便乗できたような気がする。第一車の運転をするよりも体が疲れなかったのが何よりだった。 

  

後先になったが、これは往路に乗った電車で、車体には万葉の歌が書かれている。どの電車もこのようなラッピングカーではなく、たまたまこれに乗り合わせたものだった。  

                                                  13009

 

 

 

 

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三枝祭り・率川神社のゆり祭り

2013年06月16日 | ☆ ふるさと・大和

 

    

午前11時過ぎJR奈良駅に、JRまほろば線の三輪方面から入ってくる電車をまった。 

  

電車からは花車に載せられたササユリが、「大神神社豊年講」の方々によって運ばれてきた。この花車は大神神社で、安全祈願の祭事をされてきたとのことである。 

 

  

大勢の人のお迎えの中を駅構内から、駅前広場に向かう。 

 

 

駅前広場ではササユリを描いた浴衣、ササユリを飾った菅笠の人たちが、踊りとお囃子で賑やかにササユリの籠をお迎えする。

踊りは華やかな「笹百合音頭」で輪を作り、花車の周りを歓迎の舞を舞う。 

 

今年33歳の厄年の女性が、ユリの花を手に持って、花車と踊りやお囃子を観る。はっきりと由来は知らないのだが、お祭りに参加することによって厄払いをされるのかも知らない。何しろ 大神神社の摂社で、奈良市最古の神社とされる率川神社で毎年6月17日に例祭の三枝祭(さいくさまつり)の古からの催事である。 

      

この後、率川神社まで「ササユリ奉献行列」が三条通りや東向き商店街を賑やかに進んでいくはずだが、私は昨年17日に率川神社での神事(2012年6月17~20日の記事)に参加したので、今日はここまでにして、まほろば線で、2時過ぎ五條に帰ってきた。

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