リニューアル再掲:黒姫山・日本百名山(私的)の画像見直しの過程で、再掲。
映像:一茶記念館正面の句文碑、背景のどっしりした黒姫山に小林一茶の面影。
『 やせ蛙 負けるな一茶 これにあり 』 一茶
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(過去の記録:2008.9.2)
新潟県から妙高山を背に長野県に入る。新潟県から長野県で里の雰囲気は一変。
それは、小林一茶という俳人の故郷だからだ。多くの歌人。俳人が一茶を慕っ
てこの地に来たことだろう。ともかく、一茶の里は黒姫山が見つめる里である。
句文:『おのれ住める郷ハ、おく信濃黒姫山のだらだら下りの小隅なれバ雪ハ
夏きへて、霜ハ秋降る物から、橘のからたちとなるのミならで、万木
千草、上々国よりうつし植るに、ことごとく変じざるハなかりけり。
九輪草四五りん草で仕廻けり 一茶』
文中:「目出度さもちゆう位なりおらが春」…巻頭句
「ともかくもあなた任せのとしの暮」…巻末句
解説:俳人小林一茶はこの地方柏原の農民の子、身分制度のはっきりした時代
にあって彼の生涯もまた平坦なものではない。唯一、平穏な時期が彼の
五十才からの故郷での生活。その中で『おらが春』の句文集が生まれた。
日本百名山:作家深田久弥が選定した100の名山には入っていないが、名著の
後記には次の様に記述されている
『一番迷ったのは上信越であった。・・・いずれも私の好きな山である。
女峰山、仙ノ倉山、黒姫山‥百名山に入っても少しも遜色のない山が・・・』
記録:標高 2,058m、妙高火山群(西頸城山地)、成層火山
参照#① 長野県 温泉地 データ・ベース
② 日本百名山(深田久弥 著)探訪紀紀
③ 小林一茶(牧歌田園 俳人)探訪紀行