≪速報:弘前城址 弘前市役所大雪像 弘前城雪燈籠まつり30 2018.2.11≫
今年の「大雪像」のテーマは弘前市役所だ。今年は25万人の人出。いつからか大雪
像が版画の様に板状の雪渓を刻み込んだものになり立体性を欠く様になった。雪像
製作の安全性、プロジェクトマッピング効果など色々理由があるだろうが物寂しい。
所感:今年は雪像がなにやら寂しいと感じたのは筆者だけだろうか。大雪像もカマ
ボコ型が定着しプロジェクトマッピングが主で素朴さが薄れて来たのが残念だ。市
民参加の雪像ももう少し工夫をもできないか。主催者の企画力が試される時が来た。
検証:雪祭りといえば北海道さっぽろ雪まつりを想起、今年の人出254万人だった。
つまり弘前城雪燈籠まつりの10倍の観客。逆にいうと弘前城はさっぽろ雪まつりの
一割の人出を集めたわけである。しかし大雪像は札幌の十分の一にも達していない。
又カマボコ状の雪形を雪像といえるか?プロジェクトマッピングと切離し考察せよ。
参照:最も期待したのにガッカリした雪像:弘前城天守閣(2016年)
参照:期待もしなかったが、最も感動した雪像:弘前教会(2013年)
≪速報:弘前城址 弘前城雪燈籠まつり30 2018.2.11≫
今年も大好きな弘前城の冬の祭、弘前城雪燈篭まつりを楽しんだ。前日の
雨模様とは打って変わって極寒の夜。注意深くみると、市民が作った雪像
の多くが傾いている。この寒暖の差が異常気象の現れだが天守閣は不変だ。
鑑賞:画像の白い点々は降る雪。弘前城はいつでもどんな時でも心の故郷。
参照:2014年の弘前城雪燈籠まつりの天守閣
≪Mémoire(メモワール):弘前感交劇場・弘前市民会館 2017.8.27≫
世界文化遺産国立西洋美術館を設計したル・コルビュジェ氏の一番弟子川島國男の
の弘前市にある8つ作品の内、市民が集う建物がこの弘前市民会館である。学生時
代、既に在った。ここで唱ったシベリウスの合唱曲が今でも鮮明に頭の中に流れる。
参照:①世界文化遺産 国立西洋美術館 ②弘前市民会館管理棟ロビー
映像:タチアオイ花が教会を背にやさしく揺れていた眠れぬ夏の夜
夕涼みで土手ブラをする。一番町からかくみ小路を覗いて弘南電鉄
中央弘前駅を右に見ながら土淵川を渡る。ルネス街はやっていなく
寂しく品川町に向かう。坂を登り切ると煉瓦の昇天教会がほほ笑む。
宗派:プロテスタント(イギリス国教会)日本聖公会弘前昇天教会教会堂
設計:ジェームズ・ガーディナー 建築:林緑 指定:県指定有形文化財
花言葉:大望、野心、豊かな実り、気高く威厳に満ちた美
参照:五月のバラが似合う 弘前昇天教会釣鐘堂
参考:土手ブラとは特にアテもなく土手町商店街を歩くことを指す。
昭和の時代、土手町に行けば何かが起こる?そんな街だった。
喫茶ひまわりでジャーマンティーを飲んで名曲を聴く、今泉
書店で文学書を漁ったり、聖愛の姉ーちゃんをチラ見したり・・・
参照#思い出の名曲喫茶「ひまわり」
映像:岩木山が桜濠の向こうに秀麗な姿を現す(2017.4.28)📷FinePix S1
2017年4月22日に弘前さくらまつりが開幕。それから一週間
粗満開の花見頃となった。先ず最初に解放されている弘前市
役所の屋上展望台から桜濠の向こうに浮かぶ岩木山を眺望す。
参照:弘前城天守閣から眺望した岩木山(岩木山眺望)
≪速報:弘前観光劇場・百石町展示館(旧青森銀行津軽支店) 2016.12.16≫
弘前市の中心部(旧繁華街)にあった銀行が百石町(ひゃっこくまち)展示館として弘
前市民の憩の場所となっている。今日は、NPO支援大学生企業訪問のために来た
ついでに立ち寄り、二階で「ボールペンで描く”モノクロ”ノセカイ吉澤展」を覗く。
解説:大正時代の土蔵造りの呉服屋、その後青森銀行を経て弘前市に寄贈。
映像:弘前市にある前川圀男設計の8つの建物の一つ。
弘前城を後にする時、お決まりのコースがこの博物館前だ。
今日は、偶然、弘前市長と秘書がすれ違った。市長と秘書
は筆者に軽く会釈をした。観光都市の首長は流石であった。
参照:国立西洋美術館(世界文化遺産)
( 2016 弘前城菊と紅葉まつり 完 )
平成28年度の菊と紅葉まつりの菊人形テーマはNHK大河ドラマ真田丸。
弘前城三の丸に設えられた津軽伝統庭園大石武学流庭園に武者菊人形群
がよく似合う。秋晴れ天下、武学流庭園に真田幸村の六文銭軍団が展開。
参照:真田丸(田んぼアート2016)
📷 PENTAX K200D・レンズPENTAX18-55Ⅱ
弘前城菊と紅葉まつり会場に菊愛好家の作品が多数展示される。
この菊大輪はその中の一輪だ。日本の秋を象徴する菊。鮮やか
黄金色に微細な花びらが眩しい。この花の様に凛としたいもの。
分類:キク(類・目・科・属)・栽培(イエ)ギク種 大菊
薬効:抗酸化作用、解毒作用(グルタチオン、アントシアニン)
花言葉:全般=高貴、高潔、高尚
黄色=破れた恋(プレゼントには注意) 白色=真実 赤色=貴方を愛す
映像:弘前城植物園正面ゲートが「弘前城菊と紅葉まつり」入口
2016年秋、今年も弘前城では「菊と紅葉まつり」が始まった。昔
は、護国神社前、四の丸中心に大規模に開催されていた記憶
がある。その後三の丸に整備された植物園がコンパクトで最適。
≪メモワール:弘前感交劇場・弘前こぎん研究所(旧木村産業研究所2016.7.21)≫
世界文化遺産に認定された国立西洋美術館を設計したル・コルビュジェ氏の一番
弟子が川島國男である。彼の処女作となったのがこの「弘前こぎん研究所」である。
川島國男のお母さんが弘前市の出身。その縁で弘前市に彼の8つの建築物がある。
指定:国登録有形文化財(2003年)、DOCOMOMO100選(2004年)
参照#世界文化遺産 国立西洋美術館 、弘前市民会館管理棟ロビー
≪速報:弘前城址四季≫
映像:曳家で本丸中央に転地された天守閣と雪灯籠
今年の弘前城雪燈籠まつりは大変な天気であった。
恐らく筆者は初めての気候。なんと厳冬期なのに雨
が!会場には水だまりが彼方此方。歩きにくかった。
≪速報:アール Atoℤメモリアル犬 2016.2.13≫
映像:鑑賞する女性の足元とメモリアル犬の足の対比が面白い
青森県が生んだ現代アートの旗手奈良美智の作品メモリアル犬
野外展示されていたが、心無い人々、特に女性のヒールで痛み
修復。ご覧の通り倉庫内に展示、今では窓越しでしか見れない。
映像:スターバックス コーヒー 弘前公園前店サービスカウンターの様子
弘前市は「珈琲のまち」としても知られている。 先に紹介した珈琲屋万茶ンや、
名曲喫茶ひまわり、かうひいやぶるまん、成田専蔵珈琲店、一番館、ドトール
コーヒーショップ弘前大学病院店…そして、今春オープンしたスターバックス
解説:このコーヒショップは弘前市が保有する国登録有形文化財
旧第八師団長官舎を活用した弘前公園前の洒落た店である
2014年の弘前城雪燈籠祭のメイン雪像のモデルが保存・公開されている。
弘前市役所敷地内で弘前公園お堀に面している。以前は駐車場の奥に保管
されていたのがこのたび移設・修理したものだ。これも弘前の歴史的景観。
概要:弘前の洋館の殆どを手掛けた堀江佐吉一族の作品。往時の3分の1の
規模で主に公務に使用された空間が保存・公開された形となっている。
指定:国登録有形文化財(平成15年)、弘前市指定「趣のある建物」(平成20年)
施工:堀江佐吉の長男である堀江彦三郎