お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

つなぎ温泉 清温荘(岩手県)

2009年09月22日 | 💛東北地方 名湯巡.

繋温泉に入る。温泉街は嘗ての盛岡の奥座敷の賑わいは無い
漸くお目当ての温泉施設に至る。源泉掛け流しは変わらぬ湯
。開湯900年の繋温泉、源義家ゆかりの湯の永続性を願う。

【Data】単純硫黄泉  65.3℃  PH9.1 
    源泉:繋温泉混合泉の湯(新瑞光の湯、至光の湯)

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会津藩士の墓(蝦夷地利尻島)

2009年09月22日 |  🏰城郭史跡探訪

映像:ペシ岬中腹にある防人武士、会津藩士の墓

利尻島に温泉と美観を求めて渡った。そして、偶然に見つけたのが会津藩士の
墓地であった。1806~7年(文化4~5年)にロシアが当時の日魯雑居地の樺太
の日本人居留地を襲ったことで会津藩士が北の守りで利尻島で病死埋葬された。

戦闘で亡くなったのではなく脚気(ビタミンB1欠乏症)で亡くなったのだ。記録
によると、北方警備で弘前藩士らが斜里で72名、宗谷で30名以上、会津藩士は
樺太を中心に60名程度病死したとされ、この墓はそのうちの利尻島での墓標だ。

防人として会津藩士の250名が着任、この地で亡くなった人を祀る。当時会津兵
は最も幕府に信頼された。会津藩自ら北辺の守りを志願したという。末期の京都
守護職
といい、会津戦争の白虎隊といい日本の歴史に足跡を残した会津は愚直だ。

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