お湯の国 日本

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北原白秋(町祠・・・福岡県水郷柳川)

2015年07月27日 |  ✈ 九州・四国紀行.

  川下りで掘割を進むと水郷の沖端町に至る。川岸に詩人北原白秋
  の詩碑が建っていた。ぶらり水郷を歩き、碑文の刻印を確かめる。


碑文:『町祠(まちほこら) 石の恵美須の  鯛の朱の 
               早や褪せはてて 夏西日なり
』(白秋)

解釈:恵比須神社に祀られている恵比須さんが担いでいる真っ赤
   な鯛はいつの間にか色褪せたが強烈な夕陽が照らしている。

感想:北原白秋の詩は官能的、唯美的象徴詩とも言われているが、
   褪せた鯛の朱色と夏西日対比、時空を越えた表現が面白い。

参照北原白秋(自然派詩人/童謡歌人)探訪紀行

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