花戦さ（東映：TOHOシネマズ )

≪速報：芸術鑑賞　花戦(はないく）さ　TOHOシネマズ  2017.6.11≫
映像：千利休方丈庵（二畳隅炉の茶室）床の間：神秘留(ｼﾝﾌﾟﾙ)な生花（映画パンフより）

久し振りのシネマ芸術鑑賞。いつもの映画館。いつもの席(席番は㊙)に陣取
る。いまお気に入りの役者（中井貴一、佐藤浩市、野村萬斎、市川猿之助ら）
豪華なキャストだ。本作の主演は野村萬斎だが、誰が主役でもおかしくない。

映像は千利休の茶室一品生け花。開花前の梅生木。単純化された究極の侘の世
界と、太閤の金の茶室で象徴される奢。この「侘と奢」の狭間の池坊専好が映
画の主人公。この映画の見どころは、豪華キャストによる演技の戦さでもある。

　　梅花言葉 ： 高潔、潔白、忠実、忍耐、高潔な心、澄んだ心、気品 （白梅）
　   　ヒロイン：豪華な男優陣に混じるれん役の森川葵はさしずめ茶席の花一輪