映像上:研究発表をする弘大チームの佐々木純一朗弘前大学教授(政策ネット運営委員長)と聴講者。
筆者が11年間関与のあおもり県民政策ネットワークの最終研究発表会&臨時総会を開催。
筆者の温泉地活性化研究会の組織創り&温泉探査活動の原点と言ってもいい組織の解散。
最後の政策研究を運営委員会自ら研究チームを結成し、3.11東日本大震災被害地八戸圏
域の企業被災状況及び、問題点を明らかにした研究成果を八戸グランドホテルで発表した。
発表:あおもり県民政策ネットワークは『県民による政策研究、政策提言を支援する』ために、
青森県外郭団体として発足、その後自主的組織として歩み初期の目的を達成したとし
て今回解散することとなり、その最終政策研究を政策ネット運営委員会が研究チーム
(弘大チーム、青森チーム)を結成し、自らの調査研究成果を最終研究として発表した。
解散:とうとう政策ネットが解散することとなった。政策ネットの活動は10年という節目を越え
て、県民の政策研究・提言活動の支援という役割を十分果たしたというのが自主解
散の理由だ。この間政策ネットから支援を受けて沢山の政策研究(約70研究)、新規
事業家、研究者が育った。筆者は初代事務局長及び運営委員として関わってきた。
継承:是までの政策ネットの人的ネットワーク・政策研究の精神は筆者が副理事長を務める
弘前大学大学院地域社会研究課内に事務局を置いたNPO法人『ひろだいリサーチ』
に引継がれることとなった。 あおもり県民政策ネットワーク会員の参画等を期待する。
感謝:結成当時、弘前大学学長の吉田豊代表にあっては11年間に渡りあおもり県民政策ネット
ワークをご理解、導かれたことについて、初代事務局長として、今日を迎えるに当たり
感謝の念で一杯です。直接の部下として心温まるご指導に改めて御礼を申し上げたい。
吉田先生は、もし、恩師という言葉で表現できるならば、筆者の素晴らしい恩師である。
記念撮影:関係者による懇親会が開催された。画面下段中央が吉田豊代表(元弘前大学学長)
決意:吉田先生、本当に長い間、ご苦労様でした。 ありがとうございました。
ご指導頂いた『吉田スピリット』をこれからも守り続けていきたいと思います。
映像:上高地観光の起点となる新島々駅構内。気のせいか列車もアルプス色。
長野県松本駅で松本電鉄上高地線に乗り換えて漸く辿り着いたのが新島々駅。
此処がこの電鉄の終着駅だ。この一帯は波田と呼ばれる地域、上高地観光の
起点だ。筆者の友人:温泉ルポライターは此処で自家用車で待っているのだ。
映像:長野(北陸)新幹線が軽井沢を過ぎる頃に、車窓に浅間山が見えて来る
東北新幹線を大宮駅で長野新幹線に乗り換える。指定席を取っていたので
座席には座れた。長野新幹線は満員に近かい。乗客をよく見るとブライダル
な服装が目立つ。祝休日には首都圏から軽井沢の結婚式場に繰り出すのだ。
日本百名山:深田久弥の山岳名著「日本百名山」記載NO.43 一文
『・・・おそらく浅間山ほど芸術の対象となった山もないだろう・・・』
文人:松尾芭蕉、島崎藤村、堀辰夫、梅原龍三郎等文人、画人の対象となる。
文学:俳人松尾芭蕉は浅間山を見上げ、
『 吹き飛ばす 石は浅間の 野分かな 』
と歌った。
なんと雄大な句だろう。 江戸時代も雲煙を噴き上げていた浅間山を
感じると同時に、大自然の営みと、「野分」から季節を感じる名句だ。
記録:標高2,568m 種類:成層火山(活火山:ランクA)
温泉#浅間高原に湧出する名湯『浅間温泉 目の湯』
映像:新青森駅6;10発のはやぶさ4号が未明の駅構内に滑るように入ってきた。
2012年秋季日本温泉地域学会下呂温泉学会が開催。大会出席のため青森から途
中飛騨温泉郷視察も兼ね早朝東北新幹線はやぶさ4号で上京。初めてのはやぶさ。
感慨:実は、このはやぶさに2年前、グランクラスの席を確保、九州霧島温泉郷
へ向かう予定であった。しかし、直前の3.11東日本大震災で計画を中止
せざるを得なかった。 東日本大震災は沢山の人々の夢を断ち切ったのだ。
参照:2013年3月11日東日本大震災調査紀行
映像:光風温泉の景観は相変わらず。源泉ドバドバ・・・。
久し振りに入湯。激熱の湯は健在だった。いまでも番台があり、そこにお金を払う
微かに女風呂を感じながら脱衣する緊張。なにもかも変わっていない。なによりも、
45℃の激湯は名物だ。最近は奥に浴槽を仕切り、43度のやや優しい湯船が出現した。
【Data】食含重曹-食塩泉 55.8℃ PH6.95 源泉:光風温泉
映像:柏ロマン荘のステンドグラスの浴室は大正ロマンが漂う名湯の空間。
2013年冬季泉研セミナーが開催された。場所は厳冬期に相応しい
西北つがる市の柏ロマン荘。奥津軽の名湯の名に恥じない極上湯
筆者は久しぶりの入湯だが5回入浴して尚、飽きない浴感に感激。
【Data】食塩泉 62.2℃ pH7.7 462ℓ(毎分) 源泉:柏房田温泉
湯感:単純に食塩泉に分類できない。塩分含有は通常の倍近くあり、
硫酸、炭酸水素成分を大量に含み、カリウム、カルシウムも
相まって、温泉薫も香しい、柔らかな確かな温かみは絶妙だ。
参考:本施設は日帰り入浴は対応していない。昼食休憩OR宿泊のみ
参照#つがる市(奥津軽)温泉紀行
JR「大人の休日」を利用しての北陸路温泉探査の最終日は
東京駅に舞い戻り、復元中のオープン間近の東京駅を観察。
外部は当時を忠実に再現、内部は現代的な照明で晴やかだ。
記録:一日平均乗車客705,542人(2015年)
JR東日本512,310人、JR東海97,000人、地下鉄96,232人)
学園:東京キャンパス(立命館大学、関西学院、関西大学、新潟医療福祉大学、
事業創造大学院大学)、名古屋商科大学大学院、近畿大学東京センター
感慨:復元完成した東京駅にも3.11東日本大震災の悲しい物語、温かい
物語があった。東京駅の屋根瓦の材料が被災地:石巻市雄勝地区
雄勝石のスレートを使用。今回震災で雄勝石が被害を被り屋根瓦
を納入できない状態となったが、被災直後小生も参加し沢山のボ
ランティアの回収作業で無事屋根を葺くことができたのであった。
歴史:東京駅は歴史的な駅でもあった。原敬首相(丸の内南口刺殺)、
浜口雄幸首相(山陽新幹線中央乗換口銃撃)らの遭難現場であった。
参照#被災した雄勝町分庁舎(石巻市)
~ 2012 秋「大人の休日』北陸温泉探査 完 ~
映像:熱心に聴講する市民に泉研代表の解説にも力が入る。。
平成25年1月31日、弘前市三省地区交流センターで藤代地区保険衛生センター主催の
温泉講話会が開催された。大雪の弘前市は道路にも雪が溢れて大変な状況であったが
足元の悪い中、52名の参加者が100分間、熱心に聴講。一般市民52名参加は初めてだ。