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   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

最終講義とパーティ

2019年03月21日 | 雑文
先日、縁あって、ある先生の最終講義とパーティに参加しました。

たくさんの方が集まった中で行われた最終講義は、約35年間、どんなことを考えてきたのか、どんな研究をしてきたのか、どんな人との出会いがあったのか…、先生の豊かな人生を振り返るものでした。
若い頃の基盤が今に繋がっている、そんな揺らぎなさを感じました。


最終講義後のパーティでは笑顔が溢れていました。
みんな、何年か前、何十年か前、或いは今、「確かにここで時間を過ごした。人生の一時期、この人たちと関わって過ごした、よい時間を共有していた(いる)」という証明です。
みんなにとっても、自分の半生を振り返るよい機会だったのだと思います。


私もこんなに笑顔で楽しく過ごす数時間というのは久し振りでした。
この十余年間、よい時間を過ごさせていただいたことに、感謝の言葉以外ありません。





帰宅して、今日はとてもさわやかな、気持ちのよい会だったなぁ!!と、振り返りました。
それは、私の撮った写真でも明らかでした。
パーティで撮った写真のすべてに、たくさんの笑顔が写っていたのですから。



人生で自分がパーティの主役を演じられるチャンスは、ほとんどの人の場合、2回だけだと思います。
つまり、結婚式と告別式。

自分の告別式は、自分は見られませんから、結婚式だけと言えるかもしれません。
結婚式の披露宴をしないというのは、そんな機会を逸するのですから、残念なことと言えます。


自分のためにたくさんの人が喜んで集まってくれる、この手の楽しいパーティ(長生きしたことを寿ぐパーティとかも)がもっと盛んになったらいいなぁと思います。しかし、残念ながら、それだけの集客力をほとんどの人は持ち合わせていないのですよねぇ。



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