1982y ノンレストア 18,900km!
久しぶりに当社向きのレアーなアイテムが入庫しました。
1980年代にかなりマニア向けなRITMO ABARTHです。
どちらかいうと130TCがメジャーでありましたがよりマニアックであったのはこの
125TCのほうですね!
そして案外知られてないのは125TCの方がコストが掛かっているということ。
例えばオイルパンはアルミ製です。(130TCはスティール製)
当時130TCはそれなりに売れましたが125TCはかなり少なかったと記憶しています。
FIAT製ツインカムは乾いた音で非常に良く回ります。
排気ガス規制無視?のツインキャブは必要充分以上な混合気を供給してトルクには
全く不満はありあせん。
一般的に以降のインジェクションモデルはみんなガスを絞ってあるのでトルクスカスカの個体が特に過渡期には多かったものです。
ステアリングはハイパワーFWDの文法?通りトルク&アンダーステアーの洗礼を
受けなければなりません。
それを気にしていてはこのクルマには乗れません(^^;。
ちょっとPRですがこの個体は三年程前までワンオーナー車でした。
つまり1982年より2002年くらいまで実に20年間保有されていたことになります。
現車のコンディションからすると屋内保管は間違いありません。
三年前はなんと走行8,000kmでしたから20年間でこの距離しかオーナーが乗られな
かったことになります。
なんといっても最大の「売り」はノンレストアであることです。
いくら大枚つぎ込んでフルレストアしてもノンレス車には勝てません!
フルレスはコストをかければ何とか完成しますがノンレス車は先ず見つかりません。
久々にこのような個体を展示出来て嬉しい限りですね。
やはり当社のコンセプトは「他で入手困難なアイテム」です。
しかしそう拘っていても商売にならないのが事実でもあります(苦笑)。
レアーなアイテムを理解してくれるクライアントに買って貰い喜んで頂くのが
Drとしてはクルマ屋冥利につきるというものです(^^)v。
誰かこの極上125TCを買いませんか?
当時買いそびれた方なんかにピッタシだと思いますが・・・
ちなみに価格は語呂合わせで1,250,000yenです。
決して押し売りはしませんのでご安心を。(笑)
フルオリジナルの非常に綺麗な室内