Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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思いでのイタリア車 前編

2006-01-15 20:44:59 | イタリア車

Dr花の21歳! 京都植物園にてFIAT 124 coupeと


たぶん当社でイタリア車を買って頂いたお客様はなんらかのイタ車との出会いというかとっかかりがあったことでしょう。

Drにも初めてイタ車に巡り会い運転してそれこそ目から鱗がでるくらい感動した時代がありました。

Drが若かれし時はそれほど輸入車はポピュラーではありませんでした。

本当に輸入車は少数派で一部のリッチな方かかなりのマニアかあるいは両方兼ね備えた人のアイテムだったのですね。

Drは18歳の高校在学時に免許を取得してクルマに全く興味のない親父をそそのかして買ったホンダ1300クーペを親父からの払い下げで乗っておりました。

当時イタリア車と言えばやはりアルファかFIATがメインで特にアルファは高価だったのでおいそれと例えそれが中古車であっても手を出せませんでした。

Drは学生でしたのでもちろんそんな資力はなかったです。

まだ欧州車にかんしての知識もなにぶん初心者故に知識不足に加え自動車雑誌にも
それほど欧州車の記事がない時代です。

たぶん当時の評論家さえDrとそれほども変わらなかったと推察されます。
今ではちょっと考えられませんが・・

DrはFIATといえばたぶんOPELみたいなもの?という先入観があり当時はOPELは人気車で比較的日本でも良く見かけたものです。

京都市内をいつもホンダで流しているとちょっと気になるクルマを見かけるように
なりました。

それは上と下の画像のFIAT 124 クーペなるアイテムでした。


非常にシンプルかつ機能美の124 他にセダンやご存じSpiderもありました


数台の124を市内で見かけるのですが共通点は「速いこと!」、「機能美溢れデザイン」etc・・・ 

調べてみると124はわずか1,438cc(但しDOHC)しか排気量はありません。

逆に車幅は当時のクラウンと同じ1690cmといかにも安定したスタイルです。

それからDrは寝ても覚めても124、124、124病にかかってしまいました(^^;・・

ある時本屋で立ち読みしているとなにか気になるエンジンの音が?

街で見かける124の中でも一番辣腕ドライバーと思われるカラシ色が目の前をブリッピングしながらコーナーを駆け抜けて行きます!

おまけによく見るとブレーキランプが付いてる点いてるじゃあ~りませんか!

つまりヒール&トウでブレーキ踏みながらE/gをブリッピングして(ウインカ-も点いてる)憧れの124が目の前に居るのです!

Drはそれこそ頭をガ~ンと殴られたくらいの衝撃を受けました。(大袈裟でなく)
30年近く経った今でもその時の光景ははっきりと覚えていますから。

以来、何が「何でも124を買うぞ!」と心に決めたのです。

                             後編へ続く







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