
Dr好みの一直線のサイド
いくら衝動買いと言えども、買うにはそれなりの理由があります。
特段スタイリッシュと言えないまでも、十二分に機能美を持つデザインであります。
また、外観だけで走行性能がプアーではもちろん対象から外れます。
更に、このパサートは人気車でもありませんから、お財布に優しい価格で市場に
出ております。
つまり、総合するとCP高く、いわば穴グルマwと言っても良いでしょう。
以下、Drの総合評価ダス。

機能美のコクピットは好印象

この個体は全体のコンディションが良く、インテリアも綺麗です。
グリーンにベージュレザー(Opt)はなかなかイケてます。

大きな美点の居住性

Drがサルーンを物色するなら、後席の広さは大きなポイントとなります。
このパサートは及第点以上を与えても良いでしょう。

ラゲッジも充分以上のスペース

どこかのワゴンみたいにサルーンより荷室が狭いというのは頂けましぇんw。
サルーンからの派生モデルであれば、基本的にはサルーンが総合では良いのですが、
このパサートに関しては、サルーンはやや没個性的ですからワゴンが個人的に
良いと思います。

Optの純正マルチメディアステーション(通称MMS)
一般的に使い物にならない純正ナビですが、このMMSまだ使えます。
欠点はDVDの為に、情報量が少ないことでしょう。
ナビ以外にTV、CD、MDが使用可能です。

注目の2.8L V6 DOHC 30V 193PS/6,000rpm 28.6kgm/3,200rpm
Drが以前買った2.3LV5(SOHC20V・170PS)も結構なハイチューンで活発に走りました。
この2.8V6も良くバランシングされており、低速域から高速域まで極めてスムーズ
かつトルクフルに回ります。
おまけに官能さも備えており、ただのパワートレインじゃありましぇん。

特に欠点は無いけど・・
このエンジンはパワフルなんですが、4Motion(フルタイム四駆)は比例して車重が1,690kgありますw。
参考までにFWDのV5は1,570kgでしたから、120kgも太ってしまったことになります。
従って、全体の機敏さはスポイルされ、悪く言えばやや鈍重で良く言えば重厚
というところです。
アルファの164を例にすれば、QVに対するQ4でポルシェ911(964)ならカレラ2に対する
カレラ4というところです。
明らかに街中をチョコマカ走るよりも巡航に適してると言えましょう。
操縦性は弱アンダーで及第点、乗り心地はホイールアーチの隙間から伺えるように
かなりたっぷりととしたストロークです。
例によってゴルフのように日本仕様のセッティングかもしれません。

電子制御ティプトロニック5AT
4Motionが少々重たくとも、決して悲観することはありません。
市街地から雪道でもオールマイティに使える実用性がありますし、ファミリーカー
にも、そのCPを考慮すれば大いに推薦出来るモデルです。
余談ながら、かって買ったばかりの同V5(FWD)で信州にスタッドレスを履かせて
行ったのですが、50年ぶりの大雪に見舞われ、何度もスタックした苦い経験ありました

この4Motionであれば、もちろんノープロブレムだったでしょう。
一応、このV6モデルの甘いも酸っぱいも把握出来ました。
Dr専用車も無駄なので、近々商品デビューさせたいと思います。
次から次へとクルマを取っ替え引っ替え乗れるのはクルマ屋の特権ダスw。
だから、Drはクルマ屋になりました。

(商売は二の次ダスw)