
結構ツルピカかも

部品取車として解体するつもりで買ったこの個体は180度の方向転換で生かすことになりました。
それは、捨てるには忍びないコンディションであったとも言えましょう。
事実、修復はFtバンパーとその取付メンバーの少修正のみで済みました。
後は、ほぼ手付かずで蘇りましたから、意外とコストは不要でした。

好ましいフルノーマル

磨いたヘッドランプ 純正HID仕様ダス


Rrも新型エンブレムに交換

ステータスなAUTOITALIAステッカー

この由緒有るステッカーを愛車に貼ってくれてる方には何らかのサービスを提供すると言う
企画はどうでしょうか?。
例えば、オイル交換は10%割引とかなんですが・・。
まさに、あなたの愛車はショップの走る広告塔ダス!(笑)。
話がそれましたw。
久しぶりにイタ車を足使いに下ろしたDrは、ちょっと嬉しくユーザー気分を味わって
おります。
足使いに下ろすと言うのは、有力な商品車ではなく、有力では無い商品車が絶対条件なの
です(Drの場合)。
有力な商品車は、ショップに常駐しておかないといけませんからネ。
そういう意味では、捨てる気であった個体ですから、まさに最適な個体と言えましょう。
現在、毎日の通勤から、仕事の足にと活躍しております。
全く、好調なのですが、ちょっと気になる評価を商売抜きでしてみましょう。
これはチョイ乗りではない、値打ちある評価だと思います(笑)。

なぜかスタッドレス?
この状態で来ましたが、折りしもシーズンなので、悲観することはありません。

遠いウインカー/ライトSW
Drの指は短めではありますが、明らかに離れすぎてます。
しかも、取り付け位置は10時くらいの位置ですから、操作はしにくいです。
個人的に理想な位置は9時ですが、下に似たようなクルコンのレバーが陣取ってるのが
ズレてる理由です。(良くあるパターン)

予想外に良いシート
平板なのですが、意外にサポートも良くて、ツボを抑えてくれます。
結構疲れないシートと言えましょう。

高速道路もテスト 120km/hは5th/3,500rpm
低排気量ですが、パワーもスタビリティも全くNPでした。
特段スムーズではないエンジンは少々唸りますが許容範囲でしょう。
美点は低速トルクが強いことで、結構ズボラな運転も可能です。
実用車には適しているエンジンです。
乗り心地は比較的たっぷりしたストロークのサスの恩恵で良好です。
しなやかというには後一歩というところですが、スタッドレスでなければもう少し評価は
上がったでしょう。
イタ車ラベルでは悪くはありません。

悩ましいモード?
全く破綻を来たさないDFN(セレAT)は意外でした。
このロボティックATをスムーズに使いこなすのは、それなりのコツが必要です。
ATモードの特に低速ギアが問題ですが、気になる時はMTモードで乗れば比較的スムーズに
乗れちゃいます。
特にスピードが乗る3rd以上ではマニュアルシフト(3ペダル)以上の俊敏さとノンショック
でなかなか快適に運転出来ます。
よりスムーズであるトルコン仕様よりも、伝達にロスが無いと言う大きな利点を勘案する
なら少々のギコチ~は目を瞑れ無くはないでしょう。
最も、壊れないことが前提ですが、トルコンも壊れますしその修理コストはセレユニットより
も一般的には高価です。

深めのキャビン
その他気になったのはボディ(キャビン)が深いために、道路の縁石等のの見切りが少々悪い
ことでした。
ボンネットは着座位置からは全く見えないのも理由です。
これはデザインの問題ですから、どうしようもないでしょう。
視界自体は大きなFtウインドウの効果もありとても開放的で悪くありません。
実用車で問われる乗り降りのし易さは、高めの車高が功を奏し、全くNPで標準以上です。
このイプシロンは少数派ということもあり、まず遭遇することもありません。
稀少個性派としてプライド&ジョイを持てるモデルです。
中身はFIATと同じですからパーツには困りません。
この後、大事をとって、タイミングベルト系を交換しようかとも思ってます。
現在、Drのお気に入りの足ですが、どうしても欲しいと言う方は立候補して下しゃい(笑)。
お値段次第では、売る可能性があることはあり得ます

(クルマ屋オヤジの悲しい性かも
