Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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レトロフィットの奨め

2018-08-30 11:00:00 | Drのメンテ講座

クーラー冷媒を変更のGTV6                  レトロフィットKIT使用

先日作業しましたGTV6のクーラー冷媒の変更は、効きに不安がありましたが、オーナー様より
以前のR12(旧冷媒)より良く効くようになった
と報告がありました。

現行のR134a(新冷媒)よりR12のほうが良く冷えるというのが定説でしたが、それは必ずしも当たらない
ということになりました。

オーナー様のご要望で、例のクスリを添加したのも効果があったのかもしれません。

クスリはR12は対応不可ですから、R134a+クスリというのはイケてると思われます。

現実的に、新冷媒採用以降のモデルのクーラーの効きは全くNPですから、少なくとも冷媒のハンディは
ないということです。

この冷媒変更にはご存知レトロフィットKITという変換KITを使うわけです。

余り変換に積極的ではなかったDrのショップですが、昨今のR12の入手難と高騰により重い腰を上げました。

効きに問題がないのであれば、今後とも積極的に採用したいと思います。

最も、旧冷媒車は1990年代初頭迄のモデルとなり、アルファで言えば、164や75までとなります。

旧車の後付クーラーも基本旧冷媒車となりますから、特にガス漏れ修理の時に変更するのも一考かと
思います。


レトロフィットとは冷媒変更だけを指すのではありません。

RETROFIT→旧型式の機械を改装・改造して新型式にすること。


一般的に、旧車では既に行われてました。


デストリビューターの変更

オリジナルのコンタクトポイント方式は、放置すると必ずエンジン不調になりますから、メンテフリーの
フルトラに変更するのは好ましいです。


ポイントレスKITも存在

個人的に大歓迎のフルトラ(ポイントレス)ですが、その信頼性や進角に問題が有り、敢えてポイント式
に戻すという皮肉な事態も散見されてます。


絶版マレリーPLEX10

Drのショップのかってのベストセラー商品でしたが、随分以前にに生産中止されました。

アルファでも一部純正採用されていましたから、性能信頼性にオリジナル度もNPです。

再生産がされたら、ややこしい汎用品を捨て、これに換えたら間違いありません(笑)。


DCダイナモ仕様のACダイナモ!

今時の性能ではない旧ジュリアのDCタイプからの交換部品です。

全く外観はDCオリジナルでも中身ACダイナモという優れものです!。

ショップでも既に何基か採用した実績がございます。


これは賛否両論か?                    国産小型オルタ仕様

性能的には、全くNPでむしろBESTかもしれません。

しかし、オリジナル度の観点からは嫌う人も居るのが事実です。

Drの個人的見解は何とも言えません(笑)。

肯定も否定もしないし、あくまでも好みと言うところでしょうが、オリジナル重視の固体では採用しては
いけません。

その他レトロフィットはまだあるかと思います。

ヘッドライトのHIDやLED化なども最近はポピュラーのようです。

少なくとも、オリジナル度を余り損なわないなら、レトロフィット化は賛成したいDrであります 
















コメント
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