Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
個別連絡は075-934-0282までお願いします。

若き日の・・・?

2009-02-07 20:23:21 | イタリア車

赤のFIAT124クーペの横の男性は?


124の隣の男前の男性はDrではありません

何を隠そう若き日の俳優の宇津井 健さんです。

この赤の124を所有されてたそうです。

もしかしたら宇津井さんもFIATの愛好家だったのかもしれませんネ。



白の124クーペの横の男前は?


これは若き日のDrです

たぶん宇津井さんの写真と同時期かもう少し前と思われます。

なんか背景まで似てるような気がします。

色こそ違えど全く同じモデルです。

この最初期の124ACモデルは当時西部自動車が1968~1970年に販売しておりました。

今では巷で特に人気があるわけじゃないし当時はFIATをプアーマンズアルファと言う人も居ましたからネ

でも、Drはこのシンプルなデザインが今でも好きなんです。

もしかして今でもこの124に乗っている人が居たらかなりエンスーな人です。

ちなみにDrは乗ってますよ(笑)。










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ショップの舞台裏見せます?!(本邦初公開)

2009-02-06 19:36:47 | 修理日記

エンジンから異常な振動がするというオーナー様の訴えです


Drのショップはメンテも好き故に力を入れております。

クルマはメンテ無しでは壊れます。

つまり販売とメンテは切っても切れない関係ということなんです。

今回はショップでのメンテ状況をお話したいと思います。

メンテ数はもちろん日によって多い少ないはありますが切れることはありませんし集中することも多いです。

ショップのメンテは販売した車両がメインですが他店購入のお客様も歓迎しております。


ちょっと前置きが長くなりましたが巻頭画像は115Spiderで他店からのお客様で時折修理依頼があります。

エンジンからひどい振動がするというので診断したらエンジンマウントのブラケット(鉄製)が破損しておりました。

通常はASSY交換ですがラバーは大丈夫だったので節約の為にブラケットのみ外して溶接にて修理しました。(←良心的)。




とても綺麗な極上115Spiderは古くからのお客様


こちらはクラッチ系を全て一新して欲しいというリクエストでした。

ミッション脱着からクラッチセット交換にマスター/スレーブシリンダーからホースまで一新しました。

これで当分クラッチに関しては安心ということになります。



比較的最近納めた147GTAは車高を戻しました


こちらは納車時は社外スプリングでシャコタン仕様でしたが使い勝手が悪いということでノーマル純正コイルに入れ替えました。

Drはシャコタンは嫌いですが純正に戻すのは好きです(苦笑)。

純正コイルは思いの外安価でありました。



仲良く並んだジュリア2000GTヴェローチェ


左の赤はワイパー作動不良でモーターをO/Hしました。

右の緑は車検でしたがあまり乗っておられない為に費用は最小限で済みました。

両車ともDrが販売した個体でメンテも全てやらせて頂いております。



珍しい初期型A112(Sr2?)とジュリア段付Jr


二台ともDrが販売した車両ではありませんがメンテはお任せ頂いております。

A112は車検でしたが触媒が付いておりませんでした

手持ちの触媒を加工して装着後に無事に車検はパスしました。

段付Jrも車検だったのですが不幸にしてエンジンが壊れておりO/Hするとスゴイ金額になりそうなので手持ちのO/H済みエンジンを買って頂きリーズナブルに修理出来ました。



サーブのカブリオレはショップとしては珍しい


こちらのオーナー様は以前に145を買って頂きまたまたサーブを買って頂きました(←お客様は神様です)。

二年前の納車依頼限りなく故障は無かったようですが今回は車検で遠路彦根よりお持ち頂きました。

まだ手を付けたところで申し訳ございません。



新車で輸入した147の5速マニュアルLHD仕様


こちらはタイミングベルト一式の交換依頼でしたが交換後に異音がしてパーツ不良かと思い再度二度目の交換しても治らずでした

原因はクラッチのレリーズB/gが偶然音鳴りして作業箇所とは無関係でした

無駄な時間を取ってしまいました。(スイマセン)



長期入院中の155V6は当社販売車

こちらは車検を契機に不良個所を全てリビルトするのと色褪せしたボディのリペイントを依頼されました。

ラジエター、Tベル系一式、ACコンプレッサー等を一新するのですがオーナー様の特に急がないという言葉に甘えております



玄人好みのSOHC3.0V6Spider  新車並行の名車です


ことらは当社から数え切れないくらい買って頂いている常連マニア様です。

遠路三重よりいつも乗って来て頂いております。

水漏れということでシリンダーヘッドを両バンクとも降ろして面研からG/K交換しました。

ついでにオイル消費が激しいのでバルブ廻りを分解してシール交換と摩耗していたリフターを一部交換しました。

二度の面研で圧縮が上がったのか元々鋭かったレスポンスは更に向上しました

納車出来るかと思いましたがACコンプレッサー不良でもう少しお待ち下さい。



マセラティ222SRは当社販売車


こちらはかなり長くお預かりしております

ダイナモ不良でキャリアで運んで来られました。

よくある修理につき問題無しであったのですがアウタードアーハンドルが壊れました。

ウチが壊した訳では決してありませんが元より継ぎ接ぎ修理されてたのが崩御したのです

パーツは欠品(生産終了)で困りましたがDrのネットワークで探したら見つかりそうです

実は一度調達して塗装までしたのですが少々大きく装着不可でした

(塗装する前に良く見んかいですね)。

ギブリの物と形が酷似していたからなんですが・・。

一度も催促されないお客様には本当に頭が下がります。
(もう少しお待ち下さい、何とかします)


番外編です。


優良在庫兼代車に活躍の我が最終164スーパー号が貸したお客様よりクーラント臭いとの有り難くないご指摘がありました。



ACユニットを外すハメに


予想通りヒーターコア漏れでしたがこちらも生産終了部品ですがラジエター屋で新製すれば大丈夫です。


以上、ショップにはいつも新旧のアルファその他がメンテの為に入庫しております。

お客様の車両以外にも売れた車両の納車整備などがありメンテはいつも多忙であります。

その昔は修理は必要悪みたいに面倒なだけと思っていたDrも車両販売が過去のように期待出来ない昨今ではメンテに入庫して頂けるのは本当に有り難いことだと思います。


そこで・・・・????


お客様は神様です・・・



改めて・・・・・・



修理は神様です(笑)。







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NEW CARSのページを久しぶりに作りました

2009-02-05 21:20:00 | 並行輸入車礼賛

Drお初の動画ダス


以前にも記しましたがこの世界不況の折りに輸入に関しては為替だけは良いのです。

ここで何とか起死回生に昔のように並行輸入車が売れないかと企てるDrであります(笑)。

先ず売るには何かPRをする必要があります。

これはカーセンサーとかGOO誌では全く駄目なんですね。

その昔はみんなTipo誌片手に155のSPORTIVAを買いに来て頂いたものですね。←過去の栄光ダス

それはともかく我がHPにとりナマズ?FIAT 500 ABARTHのページを即席でアップしました。


作成中に思いましたがずいぶん新車のページがご無沙汰だったことです。



最後であったシトロエンC1ディーゼルのページ 2006年アップ


これが記憶する限りまともに輸入した新車の最後でありました。

以降、為替レート悪化で並行輸入が商売にならなくなりました。

このC1の時が本当にギリギリ最後であったと思います。

確か価格は210万円くらいだったと思います。



あまり芳しくなかったイプシロン輸入  


こちらも2005~2006年頃で小ヒットとまでも行きませんでした。

むしろ先代初期型イプシロン(1997年くらい)のほうがはるかにヒットしたのですね。

イプシロン「小さな高級車」が謳い文句でしたがお値段も高級車故にヒットしなかったのです。

当時の為替レートがよろしくなかったのが大きな要因と言えましょう。

このように並行輸入車はなんと言っても価格設定が売れ行きに響きます。

為替は変動しますので例えヒットしても永続するわけではありません。

Drとしてはベストプライスを出せる時はやはり並行輸入が売れて欲しいと思う次第であります。

並行輸入車のメリットは・・・・


正規輸入されてない

早く手に入る

安い

と言ったところでしょう。


本当に今まで数え切れないくらい多くのイタリア車その他を輸入して来ました。

 みんなとひと味違うクルマに乗りたい!←お客様

 俄イタ車ショップに差を着けたい!←Dr(苦笑)



正規物に飽きたらないそこのアナタ?。



そろそろ並行輸入にしませんか?←(どこかで聞いたセリフかも





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メンテはこうするアイフル(意味不明)

2009-02-01 19:22:08 | Drのメンテ講座

当社の超優良在庫(ウソ)兼代車の最終164号


前回はメンテはどうするアイフルでしたが今回はメンテはこうするアイフルです。

(ちなみに当社はアイフルと何の関係もありません

全て人任せで自分ではボンネットも開けるのが嫌という方はこの先を読まないで下さい。

今は嫌だけどもしかしたらそういう気分になるかもしれないという人は読んで下さい(笑)。

今は死語に近いものがありますが旧来クルマには「始業点検」というのが義務づけられていました。

クルマは走る凶器とも言われていますからもしブレーキオイルがスッカラカンであれば即凶器と変貌するわけです。

よって点検は大事ということになるわけですネ!←良いこと言いますね

クルマはボンネット(エンジンフード)を開けるとメカが集約されています。

超優良在庫(代車に払い下げ)の我が最終164スーパー号をサンプルに解説致しましょう。

少なくとも二年以上放置しておりましたので題材にはピッタシかもしれません




エンジンオイルのレベルと汚れをチェック


放置の割には真っ黒という程ではなく量もやや少ないくらいでありました。

しかし二年以上以上放置のため交換することにしました。



抜くと真っ黒?  オイルパンのドレンコックから抜くの図

この検体164ではリフトアップもしくは潜れば簡単にオイルは抜けますが最近のクルマはアンダーガードなるカバーがエンジンの下に装着されており若干面倒くさいと言えます

更にオイルフィルターも交換したいところです。



かなり奧にあり見えない


この164ではかなり作業がしづらい場所にあり排気系も横にあるため火傷しやすいので要注意です。

アマチュアメカが潜ってはちょっと困難と言えましょう。



まさに手探りでレンチをセットして外す


この作業の難易度はクルマによって千差万別で検体164は難の部類に入ります。

オイル交換のインターバルは5,000kmくらいで良いですが個体によってはそれ以上の間隔のもあります。

短い間隔で交換するのはコスト高であっても悪くはありません。

オイル量も大事なのでこちらも定期点検する必要があります。

最も最近のクルマはレベルセンサーなる警告灯が付いてる場合もありますので信用できるなら点検は不要ということになります。

オイルフィルターの交換時期はメーカー推奨もしくはオイル交換二回に一回くらいで良いでしょう。



新しいオイルを注入の図  (今回はモチュールを使用)

なんとオイル交換後は若干のカム周辺からのノイズは消えました!。

オイル管理の大事さはエンジンの寿命に関わります。

Drのように中古車を数多く扱っていると明らかに管理不良の個体がありエンジンから異音が出ているものがあります。

こうなると手遅れで本来の性能が発揮出来ないうえに完全に治すにはO/Hする必要があります。

更にオイルを切らした場合は焼き付きでご臨終ということもあります

最も余程何らかの原因で漏れている以外は切らすということは考えられません。

駐車場の下にオイル漏れを発見したら早期治療が望まれます。

クルマも人間と同じで早期治療に越したことはありませんしコストもお安く出来ると言うことです。





ATF(オートマオイル)の量をチェック エンジンは懸けたまま計る



ATFは通常漏れてない限りそんなに減るものじゃありませんが汚れも含めて定期的見るにこしたことはありません。

かなり減っておればATのショックが出たりしますので体感で(減りが)判明する場合もあります。

交換するか否かはメーカーの推奨が基本となりますが当てにならない場合もありますので要注意です。

同じ車種を扱い慣れているショップに聞くのも一方です。

もっとも最近のATは無交換タイプやレベルゲージすら無い個体も増えて来ております。

自身のクルマがどうなっているかはマニュアルで調べることが先決です。

わかりにくい場合はディーラーやショップに聞いたら良いでしょう。


今日はここまで←疲れた

だいぶお勉強になったでしょう?(苦笑)

点検編と作業編を記しましたが作業もしないさいという意味ではありませんので誤解無きようお願いします(苦笑)。



(続く)
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