家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

お宝 焼物編

2006-01-13 10:10:49 | Weblog
知り合いの骨董屋で江戸時代の蕎麦猪口を1つ買ったのがきっかけで焼物が大好きになってしまった。以来積極的に買い集めていた。もう20年以上になる。

ところが、こんなこと有るのだろうか。友人からごっそりと貰い受けることになった。
友人宅では全く使用する気は無いという。もちろん奥様も、承知だ。

染付けの大皿中皿小皿、馬の目皿、湯のみ茶碗、などなど。

私の車に無理やり積み込んだ。乗用車に乗せるのはリスクが高い。シートは平らじゃないし、中は狭いしドアは中途半端にしか開かないし。
絶対割れないようにそうっと運転した。

15分ほどのところにある自宅に帰るのに、うまい具合に青信号が続き。昼時で道路が空いていて右左折時に止まりそうな速度になっても何ら支障はなかった。
木箱に入れられた焼物は新聞紙や広告用紙で包まれていたようだ。しかしゴキブリが、その紙を食べたようで粉々になったそれらの紙片がクモの巣やゴキブリの卵と一緒に入っていた。
掃除機でゴミを吸い取ってから台所のシンクに入れ、お湯で洗う。
ある程度力を入れて洗わないと汚れが落ちない。もう手が痛くなるほど洗った。

気に入った物もそうでない物も有る。

約150枚有った。