家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

老夫婦

2006-12-23 09:46:28 | Weblog
知り合いのレストランに行った。少し早めに行った。

我々が一番乗りだと思ったら既に一組のお客さんが席に着いていた。

見れば時々この店で見かける老夫婦だった。

見かけるたびに良い夫婦だなと感じていた。

奥様は車椅子に乗っていて右半身が不自由なようだ。

私は他に客が居なかったので挨拶に行った。

「時々お見掛けしますが良い夫婦だなと思っておりました。私たちも、こうなりたいと思っています」
と言うと二人とも照れてしまって
「いやぁ」などと言っていた。

写真撮影は断られてしまったが私の気持ちは通じたようだった。

食事中はだんな様が奥様のスプーンに食べる物を入れて、それを奥様が左手で口に運んでいた。

ランチメニューではなくて食べ易い物を注文したようだった。

こんな夫婦になりたいものだとやはり感じた。


またそういう人達をランチの忙しい時間に受け入れるオーナーにも友人ながら感謝の気持ちを持った。