刈り込鋏の柄が折れたまま放ってあった。
まだ刃先は新しいから柄が付けば再び活躍するはずだ。
折れて落ちたケヤキの枝を使うことにした。
似通った太さの枝を、ちょっと長い目に切り取った。
ベルトサンダーで皮をむき続いて鉄のワッカの入る部分だけ細くした。
鉄のワッカに入るかどうか少し削っては試す。
入るようになったら次は割りを入れる。
刃の付いていない支点・力点・作用点の力点部分の鉄が、この割りの中に納まる。
ノコギリとナイフとヤスリを使ってちょうど良い間隙を作った。
割りの中に鉄の部分を入れて釘を打ちこむ穴を空ける。
2個の穴の位置は微妙なので1個目の穴にビスを通してから探した。
千枚通しで、すこしずつずらしては探る。
「よし。ここだ」
千枚通しを抜きビスも抜くと、いざ釘を打つという時になってずれてしまう気がする。
だが抜くしかない。
柄に印をしてから抜いた。
さて鉄のワッカをはめて鉄の部分を入れようとする。
今までと違いワッカがある分割りが開かない。
割りを少し広めにした。
試してみても、やはりだめだ。
「知恵の輪」に思えた。
割りが広すぎたらワッカで閉じる意味がなくなってしまう。
ある程度無理やり入れるものなのかもしれないなと思った。
ハンマーで軽く叩き込めばうまくいくかもしれない。
だがそれが間違いである事は、すぐに分かった。
ワッカの部分だけ折れてしまったからだ。
その時柄にひびが入って釘を打ち込む部分も割れてしまった。
全てやり直しという振り出し状態に戻った。
釘を打ってから鉄のワッカをはめるのなら分かるけど初めからワッカをしておくという意味
が分からない。
少し研究してから取り掛かったほうが良さそうだ。
「またしばらく眠っていてね刈り込み鋏君」
まだ刃先は新しいから柄が付けば再び活躍するはずだ。
折れて落ちたケヤキの枝を使うことにした。
似通った太さの枝を、ちょっと長い目に切り取った。
ベルトサンダーで皮をむき続いて鉄のワッカの入る部分だけ細くした。
鉄のワッカに入るかどうか少し削っては試す。
入るようになったら次は割りを入れる。
刃の付いていない支点・力点・作用点の力点部分の鉄が、この割りの中に納まる。
ノコギリとナイフとヤスリを使ってちょうど良い間隙を作った。
割りの中に鉄の部分を入れて釘を打ちこむ穴を空ける。
2個の穴の位置は微妙なので1個目の穴にビスを通してから探した。
千枚通しで、すこしずつずらしては探る。
「よし。ここだ」
千枚通しを抜きビスも抜くと、いざ釘を打つという時になってずれてしまう気がする。
だが抜くしかない。
柄に印をしてから抜いた。
さて鉄のワッカをはめて鉄の部分を入れようとする。
今までと違いワッカがある分割りが開かない。
割りを少し広めにした。
試してみても、やはりだめだ。
「知恵の輪」に思えた。
割りが広すぎたらワッカで閉じる意味がなくなってしまう。
ある程度無理やり入れるものなのかもしれないなと思った。
ハンマーで軽く叩き込めばうまくいくかもしれない。
だがそれが間違いである事は、すぐに分かった。
ワッカの部分だけ折れてしまったからだ。
その時柄にひびが入って釘を打ち込む部分も割れてしまった。
全てやり直しという振り出し状態に戻った。
釘を打ってから鉄のワッカをはめるのなら分かるけど初めからワッカをしておくという意味
が分からない。
少し研究してから取り掛かったほうが良さそうだ。
「またしばらく眠っていてね刈り込み鋏君」