家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

春野道作り

2010-08-02 08:55:52 | Weblog
例年通り春野の道作りに参加した。

お盆前に道路をきれいにする作業だ。

主に草刈りをする人と側溝の掃除をする人に分かれて作業する。

私はジョレンという道具を持って参加した。

側溝はイノシシやシカが落としたり、また豪雨による落石が詰まっていたりする。

近所の製材屋さんが毎年ホイールローダーを出して手伝ってくれる。

我々が側溝に詰まっている物を道路に出しておくとホイールローダーが来て持って行ってくれるのだ。

金属バケットが舗装道路と接触して異様な音を立てる。

ギェー とか ギリギリとか ゴーとかの混じった音だ。

後輪が舵取りタイヤになっていて小回りが利く。

持ち上げた石の類は山に捨てる。

そのようにして約10名の御近所さんが2キロの道のりを清掃して歩く。

我が家の周りは私がきれいにしてあるので通過だ。

もう皆さん御存知だから

「この先は楽だで」と言う。

ところが私が草刈りの際残しておいた自生のギボウシを刈ってしまう人がいた。

「今朝鎌を研いできた」と自慢するだけあって切れ味は最高だ。

確かに刈り残した草のように見える。

歩きながらチョンチョンと切っていく。

我が家を過ぎると次はY爺さんが管理している辺りになる。

ここも、ほとんどY爺さんがきれいにしてあるので手付けずでいける。

だが今回の組長さんは細かな草まで切らないとOKしなかった。

いつもより多い人数なのに、いつもより時間がかかった。

3回の休憩を含めて午前7時過ぎから始めた作業は11時過ぎに終わった。