孫と一緒にお風呂に入ったとき、購入しておいた水鉄砲で遊ぼうということになっていたので体を洗った後二人で湯船につかり水鉄砲に湯船の湯を入れた。
3個購入してあったが1袋に2個入っていたものもあったから合計4個で遊ぶ。
ところが水漏れがする。
2個が。
それも極端にダダ漏れする。
引き金を引いて銃の先端から飛び出す水量より随分多い量が漏れて落ちる。
孫は「どうして?」と私に聞く。
「次はいつ使うか分からなかったので安物を買っておいたからだ」と答えた。
「よし。とりあえずこのまま遊ぼう。次までに直しておくから」と言ってその場をしのぐ。
プラスチック製洗面器を風呂用椅子に立てて、それに向けて何度も発射した。
孫の指の長さと握力の関係上私のようには水は飛ばない。
「どうして?」の連発が始まる。
言葉による防戦が始まった。
風呂から上がると両親に「おじいちゃんが安物を買ったので水漏れしたんだって」と丁寧に説明していた。
孫たちが帰って行ったあと水鉄砲に水を入れてみた。
一つには穴が空いていることが判明した。
もう一つに穴は空いていないがプラスチックの組み合わせの部分に隙間が在り、そこから漏れ出ることが分かった。
使いかけのシリコン材を使って直すことにした。
シリコンの色は目立つが気になければ大丈夫だろう。
まずはマスキングテープでシリコン材を注入する部分を確定する。
比較的大きなシリコンガンを右手に持ち左手に水鉄砲。
あまり繊細に施工しなくても修正が効く。
まあうまくできた。
翌日シリコンが乾いてから水を入れてみると、水は一滴も漏れず本来の水鉄砲に戻った。
「直ったぞ」。
これで次の入浴時には楽しく遊び、孫から褒めてもらえるだろう。
「おじいちゃん安物の水鉄砲直ったね」と。
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