家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

川の廻りの景色

2011-06-15 07:06:12 | Weblog
ピュルルルルルルルルル。

春野で作業していたら笛で奏でているようなきれいな音が聞こえた。

グリッサンドで規則的に下がっていく。

何度も聞こえたので声の出所を確かめようとした。

気田川沿いの柳の木の辺りだろうと察しが付いた。

声の主は分かっている。

姿を見たことはないがアカショウビンだ。

別名火の鳥というらしいから是非見てみたい。

自宅の近くにある川沿いを散歩していると2羽のカワセミを見た。

当初ミツグ君がメスにエサを与えているのだろうと思った。

しばらく橋の上から見ていた。

エサをもらっている側のカワセミの仕草が子供っぽいので母親と子供であろうと見方を変えた。

かなり長い間エサを取りに行っている。

つまり子供は長い間エサを待つ。

待っているカワセミはほとんど動かない。

動かなければ宝石のような光る水色の背中には気が付かない。

飛翔する姿は特に美しい。

川面を低空で滑空すると、しなやかなロケットのようだ。

アカショウビンもカワセミも証拠としての録音も写真もない。

比較的写真に撮り易いのは亀だ。

朝は川から上がり甲羅干しをしている。

我々を見て川に避難する者と、そのまま眠り続ける者がいる。

「ボチャ」と1匹が音を立てて逃げると「ボチャボチャ」と連鎖反応的に川に落ちる。

先日川の中に黒い物体を妻が見つけた。

流れに乗っているが、それ以外の動きもある。

橋の上から、その物体が流れてくるのを待った。

物体はカラスの死骸だった。

その死骸に亀が群がり喰っているのだ。

歩くより遅い速度で流れる羽を広げたカラス。

亀は5~6匹思い思いのところに喰いついている。

ニオイがするのだろうか、また新たな亀がやってきた。

いきなり首のあたりに喰いついて岸方向に引っ張った。

橋の上から見ている我々に気づいて逃げ出した者もいる。

ケータイを出して撮影してみた。

うまく写っていなかった。


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2 コメント

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Unknown (山水)
2011-06-16 21:15:50
いろいろなものがいっぱいいますね
亀の量も半端じゃない 水面に映るから余計に多く見える
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山水様 (無職無収)
2011-06-17 06:49:31
外来種の亀ばかりです。亀川と名前を変えたほうが分かり易いほど、いっぱいいます。時々道路にまで上がっています。
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