家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

百目柿買い出しの旅

2013-11-11 07:22:01 | Weblog
毎年この時期になると山梨県の甲府近辺に柿を買いに出かける。

甲州百目という大型の柿を購入して干し柿を作るのだ。

妻の友人夫婦と会うこともひとつの楽しみだ。

ところが友人夫婦に会えないことになった。

そして予定していた長男との宿泊も流れてしまった。

結局二人だけで買い出しのための宿泊ということになった。

「日本秘湯を守る会」の中の桃の木温泉に行くことにした。

新清水ICを通過し新富士ICで新東名高速を降り朝霧高原を通って行った。

朝霧高原の道の駅に隣接して、あさぎりフードパークというところができていて真新しい施設を見て回った。

昼食は妻の友人が教えてくれた古民家レストランにした。

私たちは茶室として作られた落ち着きのある部屋で田舎風のセンスの良いメニューをいただいた。

緑黄色野菜だの豆だの根菜など素朴で日本人を古来から働き者として育んできた食物満載だった。

しかし食べるための部屋や食器類そして何といっても味付けに気を遣っているので、とても美味しかった。

そこで教わった農産物直売所「た・から」で目的の甲州百目を調達した。

続いて今度はラフランスを調達に。

もちづき農園は去年も訪れた。

ラフランスを買う前に心行くまで食べさせてくれるのだ無料で。

今の時期は3種類の味比べができる。

車のトランクを野菜と果物で満載してホテルに向かった。

秘湯といっても道は舗装されているし道幅は広い。

楽々到着した。

ところが秘湯初体験の妻は「怖い道ね」とか「明るいうちに到着してよかった」と言う。

施設は、きれいで温泉はイオウの香りがする。

私たちを含めて2組だけが宿泊客であった。

風呂は独り占め状態だ。

これで同じ料金なのだから嬉しい。

夕食時増穂にある造り酒屋で購入してきた純米生酒を呑んだ。

「しし鍋ほうとう」や「ヤマメの塩焼き」にピッタリの味覚だ。

翌朝6時から散歩に出た。

天然のままの森林は色とりどりに鮮やかで山の変化のない杉ヒノキを見慣れた私たちには羨ましい景色だ。

寒いが風はなくシンと冷え込む空気が心地よかった。

朝風呂に浸かると冷たくなった指先がビリビリとしびれた。






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