家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

床にツバメの巣

2010-06-23 08:36:40 | Weblog
雨の止んでいる間にホームセンターに行った。

買い物を済ませて駐輪場に向けて歩いているとツバメが私の前を横切った。

目の前だったのでツバメを目で追った。

するとコンクリート床の上にダンボールが敷かれ、そこには3羽の子ツバメが居た。

床で子育てをするツバメを初めて見た。

その珍しい光景を写真に収めようと思った。

すると親ツバメが私の周りを飛び始めた。

私を警戒しているのだ。

こんなに多くの人の出入りがある場所に巣を作るほうが間違っているのだと思った。

だが親ツバメは私の周りを飛ぶ。

私はバッグからカメラを出して急いで写し早々に立ち去った。

「ネコでも来たらどうするのだろう」という心配が脳裏をよぎった。

だが考えてみるとホームセンターに巣を作ることは意外と頭の良いことかもしれないと思い始めた。

ダンボールが敷かれているということは従業員の誰かが気付き世話をしたということだ。

このホームセンターにはペットなども売っている。

その売り場担当者は、きっと動物好きに違いない。

彼らは当然ツバメの親子を守る行動をするであろう。

また、このホームセンターの周りにはネコを飼っているような住宅は見当たらない。

仮に猫が入り込んだら従業員に追い出されるであろうし猫の遊びたくなるような場所もない。

ヘビも居そうもない。

ツバメは、けっこう安心して巣を作ったのではないか。

ただ私のような者が、たまに写真を撮る程度のことはあるかもしれない。

しかし私が見た限りでは私のようにツバメに気付いた人は全く居なかった。

売り物に糞さえ落とさなかったら居心地は良さそうだ。




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2 コメント

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Unknown (山水)
2010-06-23 12:12:23
珍しい場所に巣を作るツバメですね はじめて知りました
ツバメの世界も時代にマッチした教育が行き届いているのでしょうか
ホームセンターは指定管理者ではないから大丈夫かなと
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山水様 (無職無収)
2010-06-24 06:51:48
ツバメも進化し続けています。
街灯に群がる虫など捕食するようになっています。
人も利用します。
人間は恐い存在ではなく味方だと知っての巣作りが多く見られます。
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