ヤマセミ(山翡翠) は鳩ほどの大きさで、空中から川に飛び込んで魚を捕らえて食べます。 逆に言えば、空中から水中の魚がよく見えないと、餌の魚が捕れないので生きていけません。 カワセミやヤマセミがいる川は、魚がいるきれいな川です。
限られた自然条件にしか棲めない生物、つまり環境の物差しとなる生物を「指標種」と言います。
ヤマセミも「指標種」の野鳥の一つです。
雨が降った後の濁った川では餌の魚が捕れないので、川の水がきれいになるまでの2、3日間、ヤマセミは何も食べずに過します。 逆に、雨の2、3日後が撮影チャンスになります。
日の出時刻の30分前には現地で撮影準備が完了するように、超早起きして出かけます。 鳥撮りもそれなりに大変なんですよ。(笑)
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