このブログで取り上げる100種類目(!)の野鳥になった ベニマシコ (紅猿子) は、スズメ位の大きさで、本州以南では冬鳥で、 ♂は体全体が赤い(紅色)羽色を持つ極めて印象的な野鳥です。
超珍しいオオマシコやイスカを除くと、ベニマシコは、私めのような鳥見初級者レベルでも(努力と強運次第で)何とか見ることが可能な 魅惑の「赤い鳥」と呼ばれている、バードウォッチャーに人気の野鳥です。(↓)
こんな赤い鳥を見たら本当にびっくり&感動しますよ。 普段は、先ず双眼鏡で見て(鳥の位置や種別を)確認してから撮影を始めるのですが、双眼鏡でベニマシコを見たとたん、撮影するのを忘れて見入ってしまったほどの驚きと感動でした。
ベニマシコの和名「紅猿子」は、ニホンザルのように顔が真っ赤なところから この名前がついたそうです。 ベニマシコは、主に低木の小さな果実や草の種子を食べ、その食性に適した太く短い嘴(くちばし)を持つ アトリ科の野鳥です。
(↓)は後ろ姿のベニマシコ♂です。
ちなみに♀は赤くなくて 普通に褐色なのでベニマシコ♀と判定するのは相当難しいそうです。 が、♀も撮ってみたいですね、当然ながら…。
上述の通り、今日のベニマシコ が、このブログで取り上げた100種類目の野鳥 になります。
私めの住む中国地方の県で確認された野鳥は302種類(← 日本全国の565種類の53%)で、その内 少なくとも79種類がいわゆる「迷鳥」なので、残る最大223種類が観察者の努力と運次第で観察できるはずということになります。 223種類中の100種類ですから、まだ半分にも達しておりません。 当然ながら 観察難易度の高い野鳥ばかりが残っておりますので、今迄のように比較的容易に観察&撮影できないので大変だろうことは想像に難くありませんが、成果にかかわらず鳥見・鳥撮りの努力を続けて行く気持ちに、いささかも変わりはありませんです、はい。
(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)