最近続けて来た「沖縄の野鳥シリーズ」は前回で終了したのですが、今日は野鳥ではなく、お尻(尾)の形が剣に似ていることから名付けられた シリケンイモリ (尻剣いもり) を見て下さい。
シリケンイモリは奄美諸島と沖縄諸島にだけ生息していて、平地から山地まで、池や水たまり、沢の源流などに多くが集まっています。 沖縄南部のどの観光地の池にも必ずと言ってもいい位に、この尻剣イモリを普通に?見かけましたです。
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尻剣イモリの全長は10~17センチ位で、何と冬から春に繁殖するんだそうで、卵は水中や、岸辺の落ち葉、岩に生えた苔などに産み付けられるんだそうです。
尻剣イモリの背中の体色は黒や暗褐色で、白や明るい色の斑が入る場合が多く、正中線に色模様が出る場合が多いそうですが、個体差が大きくて、要はバラバラだそうです。(笑)
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尚、尻剣イモリは国と沖縄県の準絶滅危惧種 に指定されています。