ホウロクシギ (焙烙鷸) は、旅鳥 として春と秋の渡りの途中に日本に飛来し、体長は62センチもあり、日本に飛来するシギではダイシャクシギと並んで最も大型のシギの仲間です。 私めは、去る4月中旬に葛西臨海公園@東京で撮影しました。
何と言っても、(↑)(↓)のように、下向きに大きく曲がっている長い嘴(くちばし)がホウロクシギの最大の特徴です。
ホウロクシギは、河口や海辺の干潟を歩き回って長い嘴を利用し、主にカニ(蟹)やゴカイ等を捕食します。
(↓)はクロツラヘラサギ とランデブーしたホウロクシギです。
(↓)は片足立ちになってお休みモードに入る直前のホウロクシギです。
尚、ホウロクシギは、大きさ的にも体色的にも、また下向きに大きく曲がっている長い嘴という特徴的にも、ダイシャクシギ とよく似ており、その識別(見分け方)が難しいです。 図鑑には色々書かれていますが、撮った写真で見るとそう簡単ではありません。
今回私めがホウロクシギと言い切っている理由は、写真はないのですが、双眼鏡で眺めながら、隣の人達と どちらでしょうかねぇ と話していた時に飛び立ちまして、その時に見た翼の下面が黒い横紋のある褐色だった(→ ダイシャクシギの翼下面は風切りを除いて白い)からです。 一緒に見ていた人達も褐色の翼下面を見て、これはホウロクシギに間違いなしと一致しましたです。
尚、ホウロクシギは絶滅危惧種IB に指定されている「珍鳥」です。
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)
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