コジュリン (小寿林) は、日本では本州中部以北の一部で周年生息する留鳥 ですが、本州南部では冬鳥 で、川辺のヨシ原や海辺の草原等で小規模な群れを作って生活しています。
タイトルに(?)を付けたのは、余りにも遠くて大きく鮮明な写真が撮れなかった為に、識別ポイントが明確に確認できなかったからです。 が、実際に双眼鏡で姿を確認した私めとしては「コジュリン」だと確信して掲載することにしました。
コジュリンのオス夏羽 は頭部から喉にかけて黒いので、簡単に識別できますが、コジュリンのメスとオス冬羽 は、オオジュリン (→ こちら)との識別が難しいです。
コジュリンのメス(とオス冬羽)は、眉斑や頬線は黄褐色で、眉斑と頬線の間は淡褐色、顎線は黒い、また腹部は白く脇に褐色の縦縞はないのが特徴です。


オオジュリンとコジュリンの(メスとオス冬羽の)大きな識別ポイントは、
(1) オオジュリンの腰は灰褐色ですが、コジュリンは赤褐色です。

(2) コジュリンのアイリングは白くてはっきりしている。
(3) コジュリンの上嘴は真っ直ぐだが、オオジュリンは少し丸みがあり、コジュリンより黒い。

(4) コジュリンは肢(=脚+足)全体が肉色だが、オオジュリンの肢は黒い。
(↑)のように、大きく鮮明な写真がない為 判断が難しいので、識別に関するコメントは遠慮願います。(笑)
尚、コジュリンは国の絶滅危惧II類 です。 また(↑)の画像には大きい画像はありません。
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