今日は 鹿児島県出水市の出水干拓地で見た珍しいカナダヅル (加奈陀鶴) の姿を見て頂きます。
カナダヅルは名前の通りカナダやアメリカに約65万羽も生息し、生息数が一番多いツルですが、日本(=出水市)には冬に数羽程度が飛来する極めて稀で珍しい「迷鳥」のツルです。
今冬季(2019~20年)の出水干拓地では7羽(4羽の家族一組と3羽の家族一組)しか確認されていません。 その7羽のうち、私めは4羽の家族に出会えました。
(中央は幼鳥 です)
カナダヅルは全身が灰色で、翼には褐色みを帯びた羽が混ざっているのが特徴です。
カナダヅルは、前頭部がハート型に赤いのが特徴です。
カナダヅルの幼鳥 は、(ナベヅルやマナヅルの幼鳥と同様) 前頭部が赤くなく、頭部や後頭部が赤みを帯びた茶色です。
カナダヅルが片足立ちで休憩している姿を(↑)でも見てもらいましたが、嘴を翼の中に入れて休んでいる(が、目はちゃんと開けて警戒中の)姿も観ておいて下さい。
一応 カナダヅルの後ろ姿も見ておいて下さい。
今まで、鹿児島県出水市の出水平野(干拓地)で見たナベヅル、マナヅル、カナダヅルを見て頂きました。
広島~出水の往復新幹線代が約33,000円でしたが、十分にペイする成果があったと思っております。(笑)