最近、プロの将棋もネット中継されることが多くなりました。
7/6(金)は、渡辺竜王が佐藤棋聖に挑戦した棋聖戦第4局(残念ながら渡辺竜王の負け)、また竜王戦本戦の羽生三冠対深浦八段戦が、
7/7(土)は、朝日杯オープン戦のアマプロ戦を なんと10局一斉に!!、
7/8(日)には、丸山九段と郷田九段の大和証券杯ネット最強戦の決勝戦が、ネット中継されました。
そして今日7/13は、
竜王戦決勝トーナメントの谷川9段対片上5段戦が中継中です。
私めがブックマークしている
日本女子プロ将棋協会(LPSA)が7月28日に開催する日レスインビテーションカップ・第1回女流棋士トーナメントに、同じく私めがブックマークしている
渡辺竜王が解説者として行かれるようで、ネット中継も予定されています。
ネット中継は私めのような地方在住者にとっては誠に喜ばしい限りです。 おまけに棋譜もダウンロード出来るサイトが多いので、後日暇な時にじっくり自分のペースで楽しむことも出来ます。 今後ますますネット中継が増える気配なので、また一つ年寄りの楽しみが増えそうで嬉しい限りです。
ところで、今日の「ヘボ将棋」は私めが勝った対局を見て頂きたいと思います。
上の<
途中図-1>は、先手が67 ▲4五歩(46)と突いたのに対して、△5四銀と位の確保に行くか迷いましたが、その後の攻め方が難しいと思って、私めが68 △6四歩(63)と歩を突いて戦いを選んだ局面です。
以下、 69 ▲同 歩(65)、70 △同 銀(53)、71 ▲4四歩(45)の歩突きにも構わず 72 △7五銀(64)と攻めの初志貫徹です。
上の<
途中図-2>は、102 △4六歩打(46)、103 ▲3八銀(47)、104 △4七銀打(47)に対して、相手は 105 ▲2七銀(38)と相手にせず逃げたところで、私め後手が 106 △3五歩(34)と歩を突き出して攻め続けようとした局面です。 △5二か4二飛車は ▲4三銀打とされてうまく行かないと思い、△3五歩を選びました。
以下、107 ▲4五桂(37)、108 △同 桂(33)、となって、先手の狙いであった109 ▲4三歩成(44)、が来ました。これに対して△3三桂打も考えましたが、桂を手放すと攻めが続きそうにない形なので、110 △1二王(22)、と逃げました。 ここではまだ互角だと思います。
上の<
途中図-3>は、118 △3七銀打(37)、119 ▲1七玉(28)、120 △3八銀成(37)、121 ▲同 銀(27)、122 △3七桂成(45)、と攻め続けて、相手が123 ▲2九銀打(29)、と守ったところで、124 △3五角打(35)、とした局面です。
△3五角打 以外に考えた手は、
△3五金打は、▲5一竜、△2二角打 で、
△3五桂打は、▲2八金/銀打 か ▲1八金/銀打のいずれに対しても △4七歩成で十分だと思いました。
△3五角打は、▲2八金打 か ▲1八王、のいずれでも △4七歩成 か △2五桂打 で、私め後手が優勢と判断しておりました。
が、実戦は 125 ▲3四銀打(34)でした。 恐らく形作りだと思います。 以下、126 △同 銀(23)、127 ▲同 竜(54)、128 △2五桂打(25)、129 ▲同 竜(34)、130 △同 歩(24)、となって、相手が投了しました
投了の局面でも即詰みは双方ともにないと思いますが、以下、▲2七金/銀打には△4七歩成で、 ▲2四桂打には △同角で、また ▲5六馬の攻防の王手には △2三銀打 で、それぞれ勝っているはずです。
ヘボ将棋ながら、たまに勝つこともあるから止められないわけです。
では、また‥