第1318回や第1490回で書いたようにダイオキシン騒動のお陰でたき火ができなくなってしまったと思って芝焼きも遠慮をしていたのですが、どうやら禁止というよりご近所の声を気にしてやり難くなってしまったというのが本当のようです。
ということもあって今年は第3093回で書いたように芝焼きに挑戦してみました。幸い天候にも恵まれたのと少しずつ焼いたこともありご近所からの苦情もありませんでした。実際のところは遠慮されているのかも分かりませんが。
そんな私を後押ししてくれることを何時もの武田邦彦 (中部大学)が書いてくれていました。
落ち葉を集めてたき火をして、焼き芋を楽しもう。
落ち葉、たき火、焼き芋・・・それは、素晴らしい日本の文化の一つだ。
たき火をしてもなにも有毒なものはでない。でも、もし、たき火を気にする人がいたら、こう言ってあげよう。
「大昔からやっているたき火より、サカナにお塩を振って、ガスコンロで焼く方が危ないですよ」と。
でも、焼き魚も大丈夫だ。人間は昔から焼き魚を食べ、焼き鳥でいっぱいやってきた。山火事にも遭遇し、家の中には暖炉も囲炉裏もあった。全部、たき火より大規模だ。たき火を怖がるのは現代の日本が作り上げた、幻想に過ぎない。
たき火を嫌がる人はダイオキシンを心配しているが、ダイオキシンでは健康障害がでない、一人もでないから日本中がヒステリーになる原因になった。でも、間違っていたのだから、ここら辺で思い直そう。
「ダイオキシンはたいした毒物ではなかった」という研究結果は喜ぶべきものだ。それを無理矢理、「ダイオキシンは、猛毒であって欲しい」とこだわるのは逆方向だ。
そしてたき火と共に失った文化・・・野焼き、イモの蔓を焼くこと、家庭用小型焼却炉も復活しよう。
肩の力を抜き、悪いものは悪い、良いものはよいと割り切って、いがみ合わず、肩の凝らない生活をしたいものだ。
お役所もいつまでもメンツにこだわらずに、また仕事も少し減るかも知れないが、そんなことより、市民の為にダイオキシンの規制を緩めた方が良い。(平成20年3月15日 執筆)
プラスチックなどを燃やすのは反対ですが、紙や木などどうせ焼却炉で焼かれるものなんかは家庭で焼いても良いのじゃないでしょうか。もちろんご近所の迷惑にならないようにですが。
そうすればごみ収集の量も減り焼却炉の負担も減るのじゃないでしょうか。尤も、ごみ発電なんかがあるところは量が減ると困ることもあるのかもしれませんね。
いずれにしても、ご近所の迷惑にならない程度のたき火は復活しても良いのじゃないでしょうか。
気楽に行きたいですね!