団塊の世代のつぶやき

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停電

2008年08月22日 | 太陽光発電

  太陽光発電で勘違いされることに停電したときに設置している太陽光発電が発電している場合その電気が全て使えると思っていることです。実際は、停電と同時に太陽光発電も停止になって停電状態になります。これは、もし電力会社の人が近所で停電の修理を行うときに太陽光発電が動いているとその電気により感電するのを防止するために停止にするようになっているのです。
  ですから、停電のとき太陽光発電が発電している電気を使うにはモニターで「系統」を「自立」に切り替えて停電時でも使えるようにモニターの横に
設置されているコンセントから使うしかないのです。
 
つまりは、地震などの災害で近辺が停電になったときでも発電量が全て使えるのじゃなく1500ワットしか使えなくなっているのです。このあたりは本当に理解できている人は少ないかもしれません。そんなときに全部使うためにはバッテリーなどを設置して独立したシステムに切り替えができるようにしておくしかないのです。
我が家もそうしたいのですが、何分費用が高くて手が出ません。

  そして、そんな停電のときのシステムも今のように設置個数が少ない場合は問題が無いのですが、設置が増えると問題になるのだそうです。それを解決する製品が開発されたそうです。

   日本経済新聞より

 (8/20)太陽光発電装置、停電時に停止 オムロンが発売

 オムロンは停電を感知して自動的に太陽光発電を止める機能を持つ装置を12月から順次発売する。太陽光発電を広域で導入する際には現在、停電時の事故などを防ぐためにすべての建物に設置できないなどの制約がある。このため、停電からの復旧に支障が出ない機能を搭載することで地域単位での太陽光発電の導入を促す考えだ。

 電力会社では事故を防ぐため、太陽光発電システムを電力会社の送電系統につなげる場合、昼間の最低消費電力の7割に発電量を抑えることを決めている。

  業界初 太陽光発電システムの普及に必要不可欠な複数台連系時の単独運転防止技術を開発

  こうして、なんだかんだと言いながらも太陽光発電の普及のネックが少しづつ解決されて行くのでしょう。だから第3250回で取り上げた安定供給の問題なども実際に設置が広まっていけば解決されるはずです。

まずはやって見る事です!