第3250回の安定供給で今更何を言っているんだろうと書きましたが、その後この件について書いているところも無かったのですが、いつものソフトエネルギーが取り上げてくれました。
…略
コメント
一般住宅用太陽光発電に、一軒当たり150万円という法外な規模の蓄電池システムは、必要ありません。大規模な太陽光発電所の電力の平準化のために、蓄電池という話なら、百歩譲って、多少蓄電池という話もあるような気もしますが、一般住宅用となると、、、、話はまったくことなります。
太陽光発電の発電量と変動パターンはかなり正確に予測が可能です。予測できる、読めるという部分を生かせば、電力の不安定化につながりません。家庭の電力の消費が真夏の暑い日にピークとなることを考えれば、ピークカットという大きな役目をもっているわけですから、現状のままの一般住宅用の連系システムのメリットで十分なはずです。試算にしろ、蓄電池をこの規模で導入することを考えるのはナンセンスです。この試算の本当のねらいは、太陽電池の普及のためのコスト削減と技術開発の重しになることはあっても、意味のある需要を喚起するとは思えません。今回の試算は、電力の安定、リスク管理という考え方における、日本の不思議な”システム”の存在を感じさせます。再生可能エネルギーのメリットを生かした国造りではなく、既得権益の保護など別のところに意図があると考えるのが妥当なような気がします。
誰も反論しないので私の考え方がおかしいのかと心配していましたが、こうやってやっぱり裏があると考える人がいてくれると安心します。
それにしても日本には余程太陽光発電が広まるのが嫌な勢力があるようですね。日本や世界の未来より今の自分たちの利益の方が余程大切なのでしょう。
人類の未来を考えるなら少々前途に困難な問題があっても挑戦していくべきです。それも太陽光発電と言う願っても無いエネルギー源があるというのに挑戦しなくてどうするのでしょう。
本当に変な国です!