団塊の世代のつぶやき

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日陰

2008年08月26日 | 太陽光発電

  

少し古い記事です。太陽が出ていないと発電しない太陽電池の大きな弱点に似た弱点にパネルの一部が陰になったり汚れていたりすると全体の発電量が落ちると言うものがあります。それを克服する技術が開発されたそうです。

  ITmedia

  日陰での太陽光発電効率を上げる新技術、National Semiconductorが開発

太陽光発電パネルが日陰のときの発電効率を最高44%向上させる新技術が開発された。

20080701 0630更新

 米National Semiconductor630日、太陽光発電システムのエネルギー出力を向上させる新技術「SolarMagic」を開発、試験運用中であることを明らかにした。

 新技術は、複数並べられた太陽光発電パネルの一部が日陰になっていたり、汚れやゴミが付着していたりする場合でも、発電効率を最大限にするというもの。

 同社は米カリフォルニア州の大手太陽光発電パネル設置会社REgrid Powerと協力、新技術を採用したパネルの試験運用を行っている。今後数カ月以内にほかのパネル設置会社も試験運用に参加する予定で、太陽光発電パネル導入率の高い米国外諸国での試験運用も見込む。また年内には、新技術によるパネルの商用化を予定しているという。

 REgrid Powerによると、新技術を採用したパネルを採用していない同型のパネルと比較した場合、パネルが日陰にある場合での発電効率は最高44%向上し、全体的にみても12%の向上が見られた。

  EDリサーチ社 200871

 NS、太陽電池市場に参入

 米National Semiconductor(NS)社は08630日、太陽光発電システム全体のエネルギー出力を引き上げる新技術を開発、太陽電池市場に参入することを発表した。新技術「SolarMagic」は、太陽電池アレイを形成するパネルのいくつかが日影に入ったり、汚れの堆積などのより効率が低下している場合やパネル間のミスマッチにより出力が上がらないような場合でも、エネルギーの損失分の50%以上を補償することで、太陽電池パネル(アレイ)全体としては、最大限のエネルギー効率を引き出すことを可能にする。Solar Magicはパネルごとのソリューションであり、太陽電池セル技術やアーキテクチャと互換性を持っている。NSでは既に米RFgrid Power社と共同で、米カリフォルニア州で実用化実験を進めている。今後、数ヶ月内にさらにいくつかの太陽電池企業が実験に参加する予定だ。08年後半には、太陽電池のインストーラ向けにSolarMagic製品の出荷を開始する計画で、09年第1四半期には実際の導入が始まる見通しである。

  URLhttp://www.national.com/news/item/0,1735,1344,00.html

  太陽電池の弱点を次々に克服されている克服する技術が次々に開発されているようですが、実用化にはまだまだ時間がかかるのでしょうね。

 それにしても、こうしてみていると技術の限界というのはないのでしょうか。この分で行くと、何時の日にか変換効率50%で夜も発電できて発電コストは原子力より安いなんて太陽電池が登場するのも夢じゃないのかもしれません。

 そうなると地球上のエネルギーは全て太陽光発電で賄うなんてこともできそうです。となると何億年か先の太陽の爆発までエネルギーは何の心配もいらなくなるなんてことになりそうです。尤も、その頃まで人類が生き残っているかの問題はありそうです。それとも他の惑星を見つけて移住しているでしょうか。この争いの好きな人類がそこまで団結するでしょうか。

ありそうに思えない!