第3119回でRPS法の枠異常の電力買取を打ち出した九州電力が今度は大規模発電所を設置するのだそうです。
日本経済新聞(8/25)
九州電力は25日、福岡県大牟田市に太陽光発電所を建設すると発表した。九電にとって初の本格的な太陽光発電所で、2010年末に稼働する予定。出力は3000キロワットで、総事業費は約25億円。新発電所を足がかりに二酸化炭素(CO2)排出の少ない太陽光発電の拡大を目指す。
04年に廃止した同社の港発電所(福岡県大牟田市)跡地(敷地約7万平方メートル)に太陽光パネルを1万5000―3万枚程度設置する。昼間の発電時には一般家庭約2200戸分の電気を賄う規模となる。現在日本で稼働する太陽光発電システムではシャープの亀山工場の設備が最大だが、今回の出力規模はそれに次ぐものとなる。
九電はこれまで営業所などに太陽光発電システムを試験用に設置し、自社での消費用に約300キロワット分を発電していた。外部への電力販売を主目的にした太陽光発電所の建設は初めて。
足を引っ張ってるのかと思えばこうした方針が出てくる。関西電力の大規模発電所といい今まで乗り気でなかった電力会社は方針を転換したのでしょうか。それなら良いのですが、その割には、政府の方針はスピードが足らないし、一体この国は太陽光発電をやる気が本当にあるのでしょうか。
折角、電力会社がその気になってきているのなら一気に方針を打ち出して本気で世界一奪還を目指してもらいたいものです。
はっきりしろよ!