団塊の世代のつぶやき

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海水淡水化

2008年10月11日 | エネルギー 環境

  今年の早明浦ダムはおかしいです。13号台風で雨が降らなかったのは早明浦ダム周辺だけだったし、15号は温帯低気圧になってしまいこれまた早明浦ダム周辺には殆ど降りませんでした。
  9月中旬から香川県は我が家の
太陽光発電の発電量が示すように過去4年間で最低の成績を記録するくらい雨の多い天気が続いていますが、肝心の早明浦ダムには水不足を補うほどの雨は降っていません。逆の形は今まで何度もありましたが、こんなことは無かったのじゃないでしょうか。

  やはり、第3294回でも取り上げたシンガポールを見習って何か根本的な手を打つときが来ているようです。流石に腰の重かった行政もやっと動きを見せだしたようです。

  読売新聞より

  海水淡水化装置県が導入検討

  早明浦ダム(高知県)の貯水率低下を受け、真鍋知事は3日、海水を飲料水に変える「海水淡水化装置」の導入を検討していることを明らかにした。1日の処理量1万~4万トン程度の装置を想定し、建設費や維持管理にかかるコストを算定しているという。

 この日開かれた県議会一般質問で答弁した。県によると、同装置は特殊なフィルターで塩分を除去する。国内では沖縄、福岡両県で日量4万トン~5万トンを処理する装置が稼動している。

 香川県も1994年の渇水後に導入を検討したが、建設費だけで350億~400億円かかるため断念。しかし、毎年のように早明浦ダムの水が底を付きかける事態が繰り返されていることから、検討を再開した。真鍋知事は「装置を効率的に稼動する技術を検討したい」などと述べた。

  果たして400億の予算をかけるだけの価値があるかといわれるとよく分かりませんが、まずはやってみるしかないでしょう。早明浦ダムにこれだけ雨が降らないということは、きっと香川県よ早く手を打てという天の言葉じゃないでしょうか。
  日本の技術をより一層磨いてコストダウンに成功すれば世界の水不足に貢献できます。世界の水不足は香川が解決せよということかもしれません。

やるべき!