第2530回や第2762回等でこれからの物流は鉄道にすべきと何度か取り上げてきたJR貨物が見直されてきているようです。
二酸化炭素(CO2)排出量削減の観点から、鉄道貨物輸送が見直されている。国土交通省は京都議定書の公約達成のために、自動車よりもCO2排出量の少ない鉄道、海運に貨物輸送をシフトするモーダルシフト事業を推進している。…中略
JR貨物による環境整備が進むなかで、モーダルシフトに積極的に取り組む企業も次第に増加してきている。そのうちの一社が、運送業大手の佐川急便だ。同社は2004年、JR貨物と協力して、世界初の特急コンテナ電車(動力分散方式を採用)「スーパーレールカーゴ」の運用を開始した。…以下略
他にもキャノンの取り組みも取り上げられていますが、佐川急便のような運送会社がこうした取り組みをしているのは鉄道貨物にとっては大きいですね。敵対でなく共存となれば、昨日も取り上げた電気自動車を近距離、そして鉄道貨物を中・長距離という住み分けもできそうです。
こうなってくると、未来の物流が見えてきたような気がします。願わくば、新しい貨物の新幹線ルートの建設を実現して欲しいものです。高速道路より余程安く出来そうな気がするのですがどうでしょう。
参考: JR貨物CM
未来に希望が持てるかも!