生来の「ケチ」、良く言えば「もったいながり屋」とでも言いましょうか、兎に角無駄なものが気になるたちなのは子供時代が戦後の物が無い時代だった所為もあるはずです。今のように物があふれている時代と違って、ひもじい思いも経験しているし、必要なものは大抵自分で作ったりした経験をしている最後の世代ではないでしょうか。
それだけに、未だに無駄が気になるのです。なんでも手に入り、節約なんて考えることも無い時代に育った人にはなんと「ケチ」な小父さんだと見えることでしょう。
そんな私が気になることの一つにティッシュペーパーがあります。便利に使わせてもらっていますが、心の隅で、「こんなに紙を贅沢に使って良いのだろうか」と疑問に思う気持ちがいつもあります。
偶然、何時ものサイト巡回の途中で面白いものを見つけました。(何と、坂出の会社です。それで考えが合うのでしょうか。)
トイレットペーパーを「トイレットペーパーホルダーR-BOX」に入れてティッシュペーパーの代わりに使うのだそうです。
成るほど、これは面白そうです。確かに、トイレットペーパーそのままではどうにもムードが悪い。そこでこんなBOXに入れると違和感無く何処にでも置いておけるというものです。
これならティッシュペーパーほど後ろめたさを感じることなく使えそうです。「これはやってみる価値ありそう」と早速やりたくなりました。と、ここで思い出したのが、以前、職場でティッシュが無くなった時にトイレットペーパーにかぶせて使う毛糸で編んだ人形を持ってきた方がいたことです。暫く使っていたのですが、ティッシュを買ってきたその後は使われずに事務所の片隅に放っておかれたままになっているのです。
「そうだ、あれを貰って来よう」と言う事で、ご本人にお願いして頂いて来ました。私のキャラクターには似合いませんがそれはこの際考えないことにしましょう。
トイレットペーパーの芯を抜いてそこからペーパーを引き出し、人形を被せ、頭の真ん中からペーパーの端を出します。使う分を引き出してちぎって使います。真ん中から使っていくので最後まで人形の形を保ったまま外に向かって使っていくことになります。結構上手く考えているでしょう。
参考:紙・板紙「書く・拭く・包む」シリーズ(3)ティッシュペーパーとトイレットペーパーについて(その1)
暫く使ってみるつもりです!