第971話や第3364回などで何度か書きましたが、我が家の芝生にはびこる憎っくき雑草を退治するのにラウンドアップという農薬を使っています。
基本的には手で抜くのですが、芝生に絡みこんでどうにもならないところは刷毛でこのラウンドアップを雑草に塗るのです。これが非常に効果があるので助かっています。これが無いと我が家の芝生は雑草に侵食されてどうにもならなかったかもしれません。農薬を使わずに雑草の退治が出来ればそれに越したことは無いのですが余りにも非現実的なので費用対効果の面からも必要悪としてお世話になっています。
それだけに非常に効果のあるこの農薬がどんなものだろうかという不安はあります。
いつもの市民のための環境学ガイドに興味深い記事がありました。
・・・略
B君:遺伝子組み換え作物も、現時点までなら米国農業を強化することに有効だった。
例えば、本来、すべての植物を枯らすはずのグリフォサート(商品名ラウンドアップなど)耐性農作物を遺伝子組み換えによって作って、農作業が楽になっている。
A君:世界的には、遺伝子の交雑が起きて、グリフォサートが利かない超雑草ができるということで、大分反対があった。
B君:グリフォサート耐性の雑草は、普通に考えれば、現実にどこかで発生しているだろう。遺伝子は非意図的に変異を起こし、そして環境に適合した種だけが生存する。だからといって、それをどう評価するか、と問われると、これは簡単ではない。グリフォサートという単一の化学物質に耐性をもった雑草が出ることの意味は何か。・・・以下略
ラウンドアップはグリフォサートと言うんですね。全く知りませんでした。早速サーチしてみました。
ラウンドアップ モンサント (企業) 日産化学工業 グリホサート
なかなか優秀な農薬のようですが、問題もあるのかもしれません。と言っても、問題の無い薬なんて無いでしょうし、やはり費用対効果で利用するかどうか自分で判断するしか仕方がなさそうです。
子供の頃に百姓の手伝いをさせられてその仕事の辛さを知っているだけに無農薬野菜などを頭から肯定する気にはなれない私としては、最小限は農薬のお世話になるつもりです。
難しいところですね!