第 27回の「NHK解体こそ日本を救う」や第 49回の「獅子身中の虫NHK」などでNHKに対する怒りを書いてきましたが、NHKの会長が 今の松本氏に変わった時、あのJR 東海の葛西さんと頑張った人だというのでもしかしたらNHKを変えてくれるかなと密かに期待し ていました。
しかし、一向にそんな気配もなくますます酷くなっているように思えてがっかりしていました。やはり、外 部から天下ってきたのでは内部を掌握して改革するのは余程の覚悟がないと難しいのじゃないでしょうか。
それだけに、本当にその気がある人が命 懸けで取り組む必要がありそうです。尤も、それでもそう簡単には行かないくらい汚染されていると考えた方が良さ そうです。
その会長の任期が切れるのだそうです。
MSN 産経ニュースより 2013.10.14
来年1月に任期が切れるNHKの松本正之会長(69)が、政財界からの「NHKは偏向している」といった批判の打ち消しに躍起になっている。今夏には松本 氏の指示で、原発問題や領土問題で公平・公正を守るNHKの報道姿勢を明文化した対外資料を初めて作成。松本氏 の動きについて事実上の「続投意欲の表明」 との観測も広がっている。
「放送の公平・公正について」と題したA4判の資料では、「(公平・公正を)原則として、個々の番組でとる努力」の必要性を強調。原発問題について「特定 の立場に立つようなことはあってはならない」、尖閣諸島(沖縄県石垣市)、竹島(島根県隠岐の島町)問題につい ては「日本の領土であるとの立場を明確に し、機会あるごとに日本の立場を発信」するとしている。
松本氏はこの資料を幹部に配って徹底 を呼びかけ、会長任命権を持つ経営委員会や、政府関係者への説明にも活用しているという。
「公平・公正」は放送法で義務づけ られているが、松本氏が改めて「原則」をアピールするのは、会長人事に間接的な影響力を持つ政財界から「NHK は反原発報道に偏っている」「人事・賃金改革だけで、抜本的な改革が不十分」といった批判が出ているからだ。
松本氏は平成23年1月、JR東海副 会長からNHK会長に転身。受信料値下げや、給与削減を含む賃金改革に着手する一方、経営計画にある放送とネッ トの連動、国際放送強化は「本気度が見えない」(経営委員)といった声も上がる。
松本氏は8月、「不満」に反応するよ うに理事にネット連動を推進するよう指示。続投意欲は明言していないが、NHK幹部は「自身の評価を落とすよう な“誤解”を払拭したいのだろう」として、続投に向けたアピールとの見方を示す。
一方、経営委は定数12人のうち欠員2人に加え3人の任期が12月で切れるため、15日からの臨時国会中に国会同意人事で計5人の新顔が決まる見通しだ。 経営委は22日に松本氏にNHKの現状についてヒアリングを行うが、会長選任には委員9人の同意が必要で、「新 しい5人に安倍政権の意向がどれだけ反映さ れるかで人選は変わるだろう」(NHK幹部)との観測も漏れている。(三品貴志)
努力はしていたようです が、本気で取り組んだかどうかは解りませんね。ここはやはり安倍さんがどこまで本気になるかどうかの人事です ね。新藤総務大臣なら何かやってくれそうと密かに期待していたのですが、何も聞こえてきません。
密かに手を打ってくれていることを期待ものです。ここでも腰が引けるようではNHKの改革も無理でしょ うね。
何とか、本気で改革を進め、泡良くは解体まで持ち込んでもらいたいものです。ここを変えれないようでは 又してもマスコミに足元を見られて引きずり降ろされることになるのじゃないでしょうか。ここに手を付ければ 民放なんて震えあがってしまうはずです。
是非、本気で 改革を!