団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★★ずさん調査浮き彫り

2013年10月25日 | ニセ慰安婦(売春婦)・就職詐欺被害者問題

   第 132回の「やっと河野洋平を提訴へ」で取り上げた提訴は何時になったら実現するのか。どう考 えても自民党が押さえているとしか思えません。本当に、自民党と国名誉とどちらが大切なのでしょう。
  産経も腹に据えかねたのか素晴らしい記事を書いてくれました。慰安婦に対するいい加減な調査の中身を表 に出してくれたのです。これでも追い込めないようではもう自民党の存在理由はなさそうです。

   MSN 産経ニュースより   2013.10.16

  元 慰安婦報告書、ずさん調査浮き彫り 慰安所ない場所で「働いた」など証言曖昧 河野談話の根拠崩れる

 産経新聞は15日、慰安婦 募集の強制性を認めた平成5年 8月の「河野洋平官房長官談話」の根拠となった、韓国での元慰安婦16人の聞き取り調査報告書を入手した。証言の事実関係はあいまいで別の機会での発言と の食い違いも目立つほか、氏名や生年すら不正確な例もあり、歴史資料としては通用しない内容だった。軍や官憲に よる強制連行を示す政府資料は一切見つかっ ておらず、決め手の元慰安婦への聞き取り調査もずさんだったと判明したことで、河野談話の正当性は根底から崩れたといえる。産経新聞は河野氏に取材を申し 入れたが、応じなかった。

 5年7月26日から30日 までの5日間、ソウルで実施し た聞き取り調査に関しては9年、当時の東良信内閣外政審議室審議官が自民党の勉強会で「(強制性認定の)明確な根拠として使えるものではなかった」と証言 している。ところが政府は、この調査内容を「個人情報保護」などを理由に開示してこなかった。

 産経新聞が今回入手した報 告書はA4判13枚で、調査対象の16人が慰安婦となった理由や経緯、慰安所での体験などが記されている。だま されたり、無理やり連れて行かされたりして客を取らされるなどの悲惨な境遇が描写されている。

 しかし、資料としての信頼 性は薄い。当時、朝鮮半島では戸籍制度が整備されていたにもかかわらず、報告書で元慰安婦の生年月日が記載され ているのは半数の8人で空欄が6人いた。やはり朝鮮半島で重視される出身地についても、大半の13人が不明・不 詳となっている。

 肝心の氏名に関しても、 「呂」と名字だけのものや「白粉」と不完全なもの、「カン」などと漢字不明のものもある。また、同一人物が複数 の名前を使い分けているか、調査官が名前を記載ミスしたとみられる箇所も存在する。

  大阪、熊本、台湾など戦 地ではなく、一般の娼館はあっても慰安所はなかった地域で働いたとの証言もある。元慰安婦が台湾中西部の地名 「彰化」と話した部分を日本側が「娼家」と勘違いして報告書に記述している部分もあった。

 また、聞き取り調査対象の 元慰安婦の人選にも疑義が残る。調査には、日本での慰安婦賠償訴訟を起こした原告5人が含まれていたが、訴状と 聞き取り調査での証言は必ずしも一致せず二転三転している。

 日本側の聞き取り調査に先 立ち、韓国の安(アン)秉 (ビョン)直(ジク)ソウル大教授(当時)が中心となって4年に行った元慰安婦への聞き取り調査では、連絡可能な40人余に5~6回面会した結果、「証言 者が意図的に事実を歪(わい)曲(きょく)していると思われるケース」(安氏)があったため、採用したのは19 人だった。

 政府の聞き取り調査は、韓 国側の調査で不採用となった元慰安婦も複数対象としている可能性が高いが、政府は裏付け調査や確認作業は一切 行っていない。

 談話作成に関わった事務方 トップの石原信雄元官房副長官 は産経新聞の取材に対し「私は報告書は見ておらず、担当官の報告を聞いて判断したが、談話の大前提である証言内容がずさんで真実性、信(しん)憑(ぴょ う)性(せい)を疑わせるとなると大変な問題だ。人選したのは韓国側であり、信頼関係が揺らいでくる」と語っ た。

  阿比留さんも書いてくれ ています。

  【阿比留瑠比の極言御 免】 元慰安 婦報告書-論理的ではない河野氏の言葉 2013.10.17

 慰安婦募集の強制性を認め た「河野談話」は、やはり国民を欺いた政治的妥協の産物だった。

 河野談話の根拠の決め手と なったのが、韓国・ソウルで行った元慰安婦16人への聞き取り調査である。それが、産経新聞が入手した調査報告 書で驚くほどお粗末な内容であることが明らかになったのだから、談話を一方的に押し付けられている国民はいい迷 惑だ。…以下略

  これも良いですね

  【編集日誌】  河 野さん、ぜひ ご説明を 2013.10.17

  ・・・略

 報告書には、元慰安婦たち の悲劇が綴られていますが、こ れだけで「強制性」が認定できた、とはとてもいえません。裏付け調査をまったくせず、あと数日で政権交代、というどさくさに紛れて談話は発表されました。 なぜ、そんな非常識なことをしでかしたのか、「被告」としてきっちりご説明いただきたい。紙面はいくらでもご用 意致しますよ。(編集長 乾正人)

  橋下さんも参入ですか。

  「調 査がきちんとされたか、報道機関は表に」元慰安婦報告書問題で橋下氏 2013.10.17 

  慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の「河野洋平官房長官談話」の根拠となった元慰安婦16人の聞き取り調査がずさんだったと産経新聞が報じたことについ て、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は17日、「きちっとあのような事実は報じてもらいたい」と評価し、 「調査がきちんとされたのかどうかについ て、各報道機関にきちんと報道してもらいたい」と述べた。大阪市役所で記者団の取材に答えた。…以下略

ここが詳しく取り上げてくれています。

東 アジア黙示録より 

 河 野洋平が愛した洋公主…慰安婦役者の最初のウソ   2013/10/16

ここまで明らかにされても河野洋平は自 分から誤りを認める気は無いのでしょうか。一体、何を考えているのでしょう。嘘を認めることで日本の名誉を回復 できる最大のチャンスと自分の名誉とどちらが大切なのかの判断もできないのでしょうか。それとも、やはりあちら の血が混じっていて、最初から日本を貶めることしか考えてないのでしょうか。
  それにしても、この程度の政治家しか選ばない日本人は余りにも劣化しているのでしょうね。
  この人と、福島瑞穂と朝日新聞を国会喚問できないとすれば日本の再生は無理でしょうね。一体、裏に何が あるのでしょう


ピーク電力の威力

2013年10月25日 | 太陽光発電

  第 4635回第 4645回の「ピーク電力」などで何度も取り上げてきた太陽光発電とピーク電力の相性が少しず つ効果が出てきているようです。
  第 4680回の「ドイツ買取廃止」で取り上げた3分の2にはまだまだ遠く及ばないですが、メガ ソーラーの着工件数の残りが全て完工されれば結構バカにならない数字になってくるはずです。

  何時もの巡回で団藤さんが取り上げ てくれていました。

  団藤保晴の 「インターネットで読み解く!」より

  第 387回「最大電力供給で無視できなくなった太陽光・風力」 (2013/10/14)

 この夏の最大電力供給で太陽光・風力 発電が果たした役割は2%、320万kwと大型原発3基分に相当しまし た。昨年より倍増して無視できない規模になり、大増設でピーク電力カットの主役にする計算もあり得ます。原 発全廃で先を走るドイツに比べると大幅に物足りませんが、発電設備は太陽光が876万kw、風力が260万 kwと合わせて1千万kwを超える規模まで伸びました。電力供給の一番の修羅場で太陽光発電の設備効率4割 を見通せる状況です。総合資源エネルギー調査会・電力需給検証小委の「2013 年度夏季需給検証のまとめについて」をもとに計算した太陽光・風力、それに原子力のグラフを掲 げます。

 電力需給検証小委は最大電力の日に供 給されたのは、太陽光が220万kw、風力は24万kwとしています。 しかし、小口の家庭用太陽光発電ではエアコンなど自家消費で余った分を電力会社に売電する仕組みになってい ます。この資料から計算すると自家消費は76万kwあり、その分だけ最大電力需要が抑えられたのですからこ れを除外するのは不公平です。合わせて320万kwあった太陽光・風力発電が、唯一動いていた原発、大飯 3・4号の236万kwを圧倒しています。なお、他の再生可能エネルギーとして水力が1287万kw、地熱 が27万kwありました。最大電力は16125万kwと膨大です。

  最大電力の計算は電力9 社それぞれの最大日分を合計しています。太陽光発電は夜は動きませんから、設備効率は年間を通じては13%程度 と言われます。それにしても晴れて暑い最大電力の日に全国平均34%の設備効率は低く感じます。ひとつには電力 消費のピークが、太陽が南中している正午ごろではなく西に陰り始めた午後3時くらいに来るためでしょう。計画調 整で午後5時にピークが来た九州電力で効率21%まで落ちたのもかなり響いています。中部・関西は4割台で、九 州も関西なみだったなら平均は4割に迫ります。

  電力供給力を電力需給検 証小委が事前に想定していますが、太陽光・風力ともとても低く見積もられていました。実際には太陽光が2倍、風 力にいたっては10倍の電力を供給しました。

  ドイツでは再生可能エネ ルギーが発電量に占める割合は2012年で22%にもなっており、太陽光だけみても2010年から年間700万 kwを超える増設を続けています。それも家庭用よりも大型な設備に比重が移っています。2012年初に書いた『原発無しの 夏確実、太陽光発電でピークカットを』では5割のピークカットを見込みましたが、今回実績で九州電 力のような特殊ケースが無ければ設備量の4割程度は最大電力供給の力になれると判明しました。250万kw分を 増やせばピーク時で100万kw原発1基と同じ力なのです。原発再稼働が不透明なのですから政策的に設備増設を 進めるべきです。

   段々数字が上がってく ると太陽光発電の威力が認められて来るようになりそうです。いずれ、第 4635回でも書いたようにピークの時間に合わせた西向きの設備は買い取り価格を高く設定する なんてこともあるかもしれませんよ。
  ところで、こうなってくると、第 4774回の「思わぬ落とし穴」などで何度か書いて来た、今やメガソーラー拡大の足を引っ張っ ている電力会社の電気の受け取り容量の問題も表面に出てくるのじゃないでしょうか。
  折角、土地はあるのに電力の設備能力がないということで諦めたメガソーラーも沢山復活できるはずです。
  早く今止めている原発を動かして、それで節約できる予算を買い取りの為の設備投資をすれば原発の廃止も 見えてきそうです。

面白くなりそ う!