第 262回特亜化する「図書館」でも書いたように、図書館へ日本人に読ん でもらいたい第5221回の「昔も今もすごいぞ日本!」のねずさんの本などを購 入してもらうことを始めました。
パソコンを始めて以来10年以上、読書から離れていたので、あの活字の小ささに苦労しています。とは言いな がらも、折角購入してもらった本は読まない訳にいかないので、目をしょぼしょぼさせながら読んでいます。
ところが、こんなことを始めたら、ネット巡回で気になる本が目につくようになってしまい、今も ハワイ大学 名誉教授のジョージ・アキタ氏とコースタル・カロライナ大学准教授のブランドン・パーマー氏の共著、塩谷紘氏訳 の『「日 本の朝鮮統治」を検証する 1910-1945』(草思社)を依頼して読んでいます。これは購入依頼したのですが、香川県立図書館にあったとのことで取り寄せてくれたものです。
坂出の蔵書とはならないので残念ですが、ここは無理は言えないですね。
ところで、又、そんな気 になる本がありました。これもいずれ購入依頼しようと思ってます。
頂 門の一針3197号 2014・1・24(金)
新年の願い 加瀬 英 明
いつも年頭に当たって、 願うことが多過ぎるが、1つだけ挙げたい。
昨年12月に、イギリス人ジャーナリストのヘンリー・ストークス氏による『英 国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社新書)が出版された。
著 者はニューヨーク・タイムズ、ロンドン・タイムズ、ファイナンシャル・タイムズ各紙の東京支局長を歴任した大記者であるが、「戦勝国史観」は歴史をあざむ いており、日本は侵略国家ではない、日本は「アジアの光」であって、先の大戦によって人種平等の世界をもたらし たと、説いている。…中略
この“裁判”で、日本は侵略国として裁 かれたが、裁判が進行しているあいだに、イギリス、フランス、オランダの諸国軍が、日本が解放した旧植民地を、 再び植民地として領有しようと企てて、侵略戦争を戦っていた。
アジア人は日本によって覚醒(かくせい)されていたから、独立を守るために、立ち上って勇敢に戦った。この 事実1つだけとっても、東京裁判が不正きわまるものだったことが、分かる。
著者は、先の大戦の戦勝国史観は、歴史 をあざむいており、日本は侵略国家ではなかったと、反論している。日本は数百年にわたった西洋による支配から、 アジアを解放した『アジアの光だった』と、主張している。
いわゆる『南京大虐殺」や『慰安婦』問 題についても、著者は日本がいわれのない非難を蒙っていることを、証している。
私は海外で講演することが多いが、南京 事件、慰安婦問題について、日本から正しい情報が発信されることが、ほとんどないのに加えて、今日でも日本の一 部の学校教科書に載っているために、外国人を説得することが難しい。
著者によると戦勝国史観は、有色人種を 蔑視した白人優位主義から、発している。
それなのに、日本国民 の多くの者が、なぜ、そのような史観を信じているのか、説明に苦しんでいる。
白人は日本が先の大戦で、西洋の覇権を 覆(くつがえ)すことによって、アジア・アフリカが解放されるまで、有 色人種を人間以下の下等な存在として見下し、さげすんでいた。
それは、酷いものだった。トルーマン大 統領は、広島、長崎に原爆を投下した直後に、笑みを浮かべながら、ホワイトハウスで閣僚に対して、『獣を相手に する時には、獣として扱わなければならない(ホエン・ユー・ハブ・ツ ウ・ディール・ウィズ・ア・ビースト、ユー・ハブ・ツウ・トリート・ヒム・アズ・ア・ビースト)』と発言し たことが、記録されている。
このような態度は、トルーマン大統領だ けに限らず、欧米諸国民の圧倒的多数によって、共有されていたものだった。
著者は、日本がアジアを解放し、その高 波がアフリカ大陸も洗って、今日の人種平等の世界が招き寄せられたが、日本が大戦をたたかった結果として、人類 史にまったく新しい時代がひらかれたと、指摘している。
ストークス氏は、全国の各地からしばし ば講師として招かれているが、聴衆から『目から鱗(うろこ)が落ちた』 『日本人として、自分を見直した』という声が、あがっている。
読者の多くが、本書によって戦勝国に よって強いられた、歪んだ歴史観を正されることとなろう。この良書が、ひろく読まれることを、願いたい。」
なんだかこうしてみる と、第 227回の「アメリカの鏡・日本」や第 198回の「図書館への逆襲成功」の「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」など翻 訳本が多くなっています。
これは、第 115回の「GHQ焚書」などの工作により日本人はまだまだ自虐史観から抜け出せないのでしょ うか。
それにしても、海外の方達が日本の名誉を取り戻してくれる本を出してくれているというのに、それを有効 活用して世界に広めようとしない外務省の仕事振りがどうにも解せません。
英語で書いてくれているのだからアメリカになんて最高の武器になるはずです。ワインを買う金があるのな ら海外の図書館や学校などにこうした本を寄付すればその効果は大きいのじゃないでしょうか。それとも、やは りワインの方が大事なのかな。やる気出してくれよ!