2013年8月12日 (月)の第 91回の「韓 国のやったこと」で取り上げた本、「竹林はるか遠く ―日本人少女ヨーコの戦争体験記 」は極貧の為に購入を諦め、苦肉の策で図 書館購入作戦を思い付き、やっと読むことができました。
2013年11月28日 (木)、第 199回の「涙 なくして読めません」でも書いたように、ヨーコさんがその後どうなったのかが気になって仕方ありません でしたが、続編は日本では発売されていないということで、何時か翻訳してくれるのじゃないかと期待していました。
やはり、ハート出版がちゃんと計画してくれていたようです。社長さんが絵日記で報告してくれています。
となると、読まずにはいられません。早速、坂 出の図書館に依頼することにしました。発売日がまだなので、前回のように何か月も待つことになる可能性 もありそうですが、そこは、贅沢は言えません。辛抱強く待ちましょう。
ハー ト出版社長の絵日記 2015年03月27日
「続・ 竹林はるか遠く」いよいよ発売、4/24予定。アマゾンで予約受付始まる。
戦後70周年―。
朝鮮半島引き揚げ者の戦後体験を綴った「続・竹林はる か遠く―兄と姉とヨーコの戦後物語(仮題)」の発売が決定した。
この物語は、言うまでもなく2年前アマゾンで総合1位を記録するなど大きな話題に なった「竹林はるか遠く」の続編。
1945年夏、朝鮮半島の北端の羅南に住んでいた当時12歳の少女ヨーコがソ連軍 が侵入してくる直前、母と姉と女三人で祖国日本を目指し逃亡する。
死と隣り合わせの過酷な体験を少女の視線で綴った。全米で大ヒットし中学生の教科 書に取り上げられるが、在米の韓国人が教科書から取り下げる運動を始めた。
名作であるが、様々な経緯で日本では出版されなかった。2年前ようやく弊社より刊行されさまざまな反響を呼ん だ。
「これほどの貴重な話、なぜこれまで日本で出版されなかったのか」
「なぜ韓国人はこれを嫌がるのか。引揚者を襲った韓国人もいるが、助けた人のこと も書いているではないか」
「日本人の戦争体験として貴重、今の平和な世の中の私たちもこれを知らせる必要が ある」
「ヨーコ(擁子)のけしてくじけない生き方に感動、兄の淑世、姉の好はどうなったのか。お父さんは生きていたの か?」
その後の物語を期待する声が日増しに多くなった。
というわけで、すでに何年前に執筆、前作同様、全米で高い評価を受けた原題「マイ ブラザー・マイ シスター・アンド アイ(My brother,My sister,and I )」を翻訳、ただいま編集中で4月24日発売されることになった。
戦後間もない京都で、行方不明の父、母親も病死で無くし孤児同然になった引き揚げ者三人の兄妹。
極貧の生活を強いられながら、思いがけない災難、濡れ衣、虐め、差別…と戦いながら家族の絆を深めていく。
今の世の中からは想像できない苦難の生活、そしてそのようななかをたくましく生きぬく日本人少女ヨーコのその後 の物語。
乞うご期待!!
原題「マイ・ブラザー・マイシスター・アンド・アイ(My brother,My sister,and I )」は、全米図書館協会のヤングアダルト優秀図書選定をはじめ140年の歴史を持つ書籍専門誌「パブリッ シャーズウィクリー」世界的に著名な米 国の育児雑誌「ペアレンティング」米紙「ニューヨークタイムズ」のベストブックに選ばれた。…以下略
ところで、もう一つ、これも4月発売の待ちに待った、ねずさんの『ね ずさんの日本の心で読み解く「百人一首」』も一緒に依頼しました。
こちらは、短期間で読むのは難しそうですが、何とか挑戦するつもりです。本当は、 これこそ我が家に一冊欲しいところですが、背に腹は代えられません。それに、こんな素晴らしい本は一人でも多くの人 に読んでもラう為にも図書館の蔵書としては必要でしょう。