昨日、第 666回の 「バフェット氏ポスコ株を全て売却バフェット氏ポスコ株を全て売却」 はやはり深い考えがあったよう です。ZAKZAKが詳しく書 いてくれています。どうやら、 国が絡んでいる企業への投資は 嫌うのだそうです。そうである なら何故手を出したのでしょう か。余程、将来有望と見たので しょうか。ちょっと、納得が行 かないところがあります。
それにしても、韓国にとっ ては衝撃だったようですね。こ れを契機に世界中が韓国から一 斉に手を引けば面白いのです が、肝心の日本がまだぐずぐず しているような気もします。
ZAKZAKより 2015.04.04
米 大物投資家、韓国株“大量売却” 財閥企業と政界の“深い闇”に嫌気か
韓国の株式市場が「バフェット・ショック」に揺れている。世界トップクラスの富豪で、最強の投資家としても知られる ウォーレン・バフェット氏(84) 率いる投資会社が、保有する鉄鋼大手ポスコの株をすべて売り払っていたことが判明したのだ。背景にはポスコや鉄鋼業界だ けの問題ではなく、韓国の財閥企業 と政界の“深い闇”に対する疑心暗鬼があったと専門家は指摘する。…中略
ポスコの会長がバフェット氏に面会を求めたが、遠回しに断られたことや、業績が悪化し、株価も09年末以降、下がり 続けたことで、ポスコの成長について疑念が持たれたとの推測もある。
また、新日鉄住金は、ポスコが特殊鋼板の製造技術を盗用したとして、損害賠償や製造・販売の差し止めを求めた訴訟を 起こしている。
さらに鉄鋼業界全体についても、中国の供給過剰と需要低迷によって、今後の成長が伸び悩むと懸念されている。バ フェット氏のポスコ株売却についても 「中国経済の低迷が長期化すると考えたのではないか。中国の経済成長率が一時の2ケタ成長から7%程度に減速するほか、 デフレ懸念も台頭している」(国内 証券アナリスト)との見方もある。
一方、「鉄鋼業界の現状や将来を見れば妥当な判断とも思える。ただ、ポスコの経営方針そのものや背後にある韓国の政 財界に関して疑問を持ったのではな いか」と指摘するのは、『バフェットに学ぶ永久不滅投資法』(同友館)の著書もあり、中韓経済にも詳しい大原創研社長の 大原浩氏。
「バフェット氏は単に業績が悪いという理由で株を売却することは少ない。業績が悪化したIBMに投資を続けている し、下がったところで株を買い増すこともある。今回の売却はかつてのペトロチャイナのパターンに近いのではないか」とみ る。
ペトロチャイナ(中国石油)は、中国の国有企業、中国石油天然気集団公司(CNPC)の子会社で、バフェット氏は 02~03年に同社株を買ったが07年にすべて手放した。
その後、CNPC出身で石油閥の周永康氏が汚職で失脚した際、ペトロチャイナ幹部らも調査対象となるなど政争に巻き 込まれた。
「バフェット氏は国が関わっている企業への投資を嫌う。株をどれだけ買ってもコントロールできないためだ。ポスコな ど韓国の財閥企業も政権との関係が深い」(大原氏)
ポスコは旧国営企業で、00年に民営化されたが、政権が交代するたびにトップのクビもすげ替えられている。
朴槿恵(パク・クネ)政権発足後の13年には前会長が任期を残して退任を余儀なくされた。そして現在、李明博前政権 の「資源外交」をめぐる捜査でもポスコがターゲットになっている。…以下略
なんだか、韓国はどんどん追い詰められているような気がします。一日も早い崩壊を見たいものです。余命3年作戦と両 方が効いてたら韓国はいよいよ終わりでしょうか。何とも待ち遠しい。
この時期になると相変わらず騒がれるのが卒業 式や入学式での国歌や国旗を拒否する話題です。今年も、奈良の教育大付属中学がネットでも話題になっています。
日本にはまだまだこんな学校があるんですね。教育界の汚染は底知れぬものがあるようです。これを改革しない限り日本 の再生は難しいと思われますが政府も真剣に取り組んでいるとは思えないので、果たして改革は出来るのでしょうか。
実を言えば、この話題は余り取り上げる気も無かったのですが、ツイッターの百田さんとフェイスブックの中山成彬さん の書き込みに思わず反応して、書く気になりました。まずは中学の記事から。
産経WESTよ り 2015.4.2
起 立したのは卒業生たった2人…「国歌」着席のまま、曲だけ流す 国立奈良教育大付属中、入学・卒業式
卒業式の式次第。「君が代」とあるが、斉唱のアナウンスはなかった
国立大学法人・奈良教育大付属中学校(奈良市)の入学・卒業式で、国歌斉唱が行われていないことが1日、学校などへ の取材で分かった。式典では生徒ら を着席させた上で「君が代」の曲のみを流していた。国は平成11年に国旗国歌法を制定し、学習指導要領でも国旗掲揚と国 歌斉唱の指導を明記しているが、同 校は過去十数年間にわたり、入学・卒業式での国歌斉唱を実施していない。教員養成機関でもある教育大のあり方として議論 を呼びそうだ。
式は生徒が企画…
学校側は産経新聞の取材に「式は生徒が企画、準備するものとして定着しており、開式後に座って(国歌を)聴く形で続 いてきた」と説明。「今後はきちんとした形に改めたい」とし、8日の入学式では国歌斉唱を行う考えを示している。
関係者によると、今年3月11日に行われた卒業式には約700人が出席。開式後に全員で起立、礼をして「着席」の号 令で全員が席に座り、スピーカーを 通じて君が代の曲が流された。その間、学校側は校長と副校長、教育大の学長と副学長のみが起立。生徒2人と保護者2人 も、自主的に起立したという。
同校によると、国旗国歌法の制定前は、式典で国歌を流すことさえなかった。国旗掲揚と国歌斉唱の適切な実施を求める 文部科学省の通知などを受けて検討した結果、着席しながら曲を聴く形になったという。…中略
校長ら一部をのぞいて、学校関係者も着席したままだ。たまりかねたのか、卒業生2人と保護者2人が自主的に起立し た。学校によると、卒業式で国歌を流した際に生徒が起立したのは今回が初めてという。…以下略
これに足して百田さんの反応です。
ツイッター 百田直樹 4月2日
異様なる空気の中で、敢然と起立した二人の卒業生を尊敬する!
…以下略
私も、この2人と保護者2人に興味がありました。なかなか、この中で規律するのは本当に勇気が要ったと思います。私 だったら大勢に流されて座ったままで悔しい思いをしているような気がします。
この生徒さんと保護者は親子関係なのでしょうか、それとも無関係なのか。と言うか、親子と考えた方がつじつまは会い そうですね。と言うことは、私はこ の保護者により一層感心します。今時、子供をここまできちんと育て上げたその教育方針に素晴らしさを感じずにはいられま せん。
さて、もう一つは中山さんのフェイスブックです。
フェイスブック 中 山 成彬 4月4日
参議院議員中山恭子事務所が文科省を通じて調べたところ、86の国立大学の内、入学、卒業式で国旗を掲揚していない 大学が12、国歌斉唱をしない大学 が74、東大、京大、阪大等旧帝大はほとんど。教育大も。だから、教育大付属中でも君が代が唱われない。国民の税金で反 日が再生産される変な国。
やはり、大学の汚染が酷過ぎるようですね。こんな教育がされているようでは本当に日本の再生は難しそうです。文化省 も調査するより指導するのが必要でしょう。要するに、文化賞も腐っているということでしょう。
いずれにしても、この問題は深刻過ぎますね。一日も早い大学の解体が必要なのじゃないでしょうか。改革なんて悠長な ことを言っている場合じゃないでしょう。解体して新しく厳選した少数の大学でスタートする時でしょう。
久々に太陽電池に関する興味深い記事を見つけ ました。第 4771回の「新技術の開発」、第 5520回の「日本発の新型太陽電池」で、もしかしたらと期待した「ペロブスカイト太陽電池」が脚光を浴び ているのだそうです。
と喜んで取り上げようとしましたが、どうやら第 5520回で取り上げた日 本発の新型太陽電池「ペロブスカイト」夜明け前-世界の研究者が注目と同じソース元のようです。半年経った ので、新たに進歩したのかと思いましたが、どうも同じようです。こういう記事は同じ時期に書いてもらいたいものですね。
特に、私のようなボケ老人にとっては同じものを書いたことも忘れてしまっているので困ってしまいます。完全なぬか喜 びでした。
なんて言いますが、第 5066回の「空気二次電池」も「ペロブスカイト」だと言うことに気が付きませんでした。やはり、ボケが進 行しているのでしょうか。
それでも、折角反応した記事なので取り上げておきます。
SankeiBiz(サン ケイビズ)より 2015.4.4
日 本発の新型太陽電池に脚光 車に塗って格安発電も可能
日本の研究者が開発した特殊な結晶構造を持つ太陽電池が、世界の注目を集めている。電圧が高く、簡単に作れるため、 現在主流のシリコンを利用したもの に比べて格段に安い太陽電池を作れる可能性があるためだ。ペンキのように自動車の車体に塗って発電することもできるとい う。
大型の火力発電と競争することを目指して企業や研究者らが掲げてきた1キロワット時当たり7円という発電コストを 「楽にクリアできる」との声も関係者から出ている。
この太陽電池は、鉛や炭素などが「ペ ロブスカイト」と呼ばれる特殊な結晶構造になった物質。2006年、桐蔭横浜大の宮坂力 教授らのチームが発電にも利用できることを報告した。
当初は発電効率が低く、それほど注目されなかったが、12年に英オックスフォード大と共同で、10%を超える効率の 太陽電池ができたと米科学誌サイエンスに発表すると、世界中で研究に火が付いた。
その後、各国から、高効率化したとの成果が次々と発表され、同誌は13年の十大成果の一つに選んだ。14年には、シ リコン系と比べても引けを取らない約20%の効率に達した。
まだ材料に有害な鉛を使わなければならないという課題があるが、「年内にも実用化に向けた試作品が発表されるのでは ないか」と宮坂教授はみる。
ペ ロブスカイト太陽電池は、 シリコン系に必要な真空や高温の製造設備が要らず、1平方メートル当たり150円程度の原材料を塗るだけで発電できるの が特徴。車体や建物の壁、IT機器 などで利用が期待され、宮坂教授は「将来は、車体で発電した電気で走る車や、室内の明かりで作動するコンセントの要らな いIT機器ができるかもしれない」 と話している。
もしかしたら、この「ペ ロブスカイト」なる結晶構造は太陽電池にもバッテリーにも革命をもたらしてくれるのかもしれませんね。
ブレイクスルーの無い、太陽電池とバッテリーの両方で画期的なものが出来れば、それこそ、エネルギー問題の解決にな るかもしれません。
この覚えにくい「ペ ロブスカイト」の記事を今度見たときは覚えているでしょうか。