China肺炎が平穏な時には隠れていた人種差別を表面に出させているようです。
欧米では Chineseを蔑視し、そのChinaでは黒人を差別しているようです。やはり、追い詰められると本性が出るようです。
宮崎さんが、報告してくれています。経済でも人種でもグローバリズムの化けの皮が剥されて来たようです。やはり、人類はローカリズムが合っているのでしょう。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和二年(2020)4月12日(日曜日) 通巻6446号
中国広州で黒人差別、米国領事館が在住アフリカ系アメリカ人(黒人)に警告
強制検査、住居追い立て、レストラン並びにホテル宿泊拒否
欧米で中国人への蔑視、アジア系への差別が顕著だが、中国でも黒人差別が顕著になった。
広州とその周辺にアフリカ人(とくにナイジェリア、マリあたりからの貿易商や流れ者)が多い。日本でも繁華街でショップ前 での黒人の呼び込みが盛んだが、同様な光景が、とりわけ広州市で夥しい。
コロナ流行以後、黒人が病原菌を運んだなどという噂が広がり、広州市では1900人が強制的に検査を受けた。
強制検査ばかりか、住居を追い立てられ、レストランは入場をことわられ、ホテル宿泊も露骨に拒否される。
こうして広州における黒人差別に対して在広州の米国領事館は在住の「アフリカ系アメリカ人」(黒人)に異例の警告を発した (『サウスチャイナ・モーニングポスト』、4月12日)
疫病の流行時には人種差別、異端者の迫害などがおきる。十四世紀に欧州を襲った黒死病は二年間ほどの流行となって社会を壊 滅させた。一時期はユダヤ人の感染率が高いとして、ユダヤ人虐殺がおきた。
シナゴーグが元凶をされた為だった。
ところが、後の調査では、カソリック教会の感染者も、ユダヤ人のそれも同率だった。人種偏見による迫害、虐殺は歴史的にも繰 り返されてきた。
こうなると、ローカリズムに戻って世界とはネットなどでの付き合いにした方が良さそうです。そうなると、飛行機も今の状況と同じになったりして。
環境も良くなるでしょう。