団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

マネーゲーム

2008年10月16日 | マネーゲーム

  第2647回でも書きましたが、マネーゲームが世の中を滅茶苦茶にしていると感じるのは私だけではないはずです。そのマネーゲームのつけがとうとう来ましたね。リーマンブラザーズの破綻やAGIへのアメリカの公的資金の導入など我世の春をうたっていた金融業界が危機的状況になり、世界的な株安に見舞われています。
  それにしても、マネーゲームであぶく銭を儲けていた金融業界が危なくなったからと言って公的資金で救助するのは放っておけばもっと酷くなることがわかっているとは雖も、同考えても納得できるものではありません。世界がつぶれても良いからあいつらを助けるなんて止めろと叫びたい心境です。

  しかしながら、公的資金を投入することになった世界中の国々の政府は何故マネーゲームを禁止する法律を作らないのでしょうか。何の生産性もないただ金で金を生むシステムを許している限りは何度でもこうした問題は起きるはずです。
  と不思議に思っていたら、やはり裏があるようです。

 何時もの、トッテンさんが書いてくれていました。

 No.839 米国標準が世界を不幸に

 …略

  ところが、そのアメリカが、世界各国に金融自由化を迫り、日本でも金融ビッグバンだと規制を緩和しました。世界で一番、預金があるのが日本です。その日本の銀行が、国民が預けたお金を日本の産業のために使うのではなく、「財テクだ」と博打(ばくち)に使う。銀行はカジノの元締めとなり、日本人のお金は世界中のカジノへ流出しました。

  しかし博打は、儲かる時もあれば損もします。儲かった時は、自由にさせてくれといい、損をすれば国になんとかしてくれという。使われるのは国民の税金です。アメリカのサブプライムローン問題もいっしょです。大手金融機関は、危ういことをやって大もうけし、うまくいかなくなると、政府に助けてもらう。ウォール街の仲間たちは政府の要人ですからね。

  サブプライムローン問題を契機にした金融不安や原油高騰の影響をみると、1930年代の世界恐慌の時よりもひどい不況になる危険があります。アメリカンスタンダードは、世界や日本を不幸にします。アメリカいいなりでは、だめです。(しんぶん赤旗 2008918日より許可を得て転載)

  なるほど、ウォール街の仲間たちは政府の要人なのですか。道理でマネーゲームを野放しにするはずですね。世界中の政府の要人も同じようなものなのでしょうか。それともアメリカこそが元凶なのでしょうか。
  グローバルスタンダードを世界に押し付けてきたアメリカが元凶と考えるのが妥当かもしれませんが、それに気がつかずに受け入れてきた世界中の政府にも責任はあるはずです。
  いずれにしても、金で金を生むシステムを止めない限り、一部の人達にお金が集まる所得の二極化は広がるばかりで多くの人達が幸せになることはなさそうです。

禁止法を!


補助金復活

2008年10月15日 | 太陽光発電

  第3201回で補助金の復活が決まりながらも詳細が発表されないので第3250回で心配しましたが、なんとか決まったようです。

  FujiSankei Business i.より

  太陽光発電 「家庭用」導入1割補助  2008/10/9

  経済産業省は、家庭への太陽光発電設備の導入費補助制度について、設置費用の1割程度にあたる出力1キロワット当たり7万円の補助を行う方針を固めた。年明けに始める。補助対象は平均よりも安価で効率性の高い設備に限り、メーカーによる開発競争を促すことにした。

  一般的な家庭に導入される太陽光発電は3~3.5キロワット分のため、補助費用は1戸当たり21万~25万円程度になる。現在の平均設置費用は230万円のため、1割程度が補助される計算だ。

  補助対象は、1キロワット当たりの設置費用が70万円以下と、平均よりも安価で、一定の効率性や耐久性が確保されたものに限る。

  08年度の補正予算には太陽光発電の補助費として90億円が計上されており、4万戸程度分が補助対象になる。また、来年度予算の概算要求でも約10万戸分、238億円の補助費が計上されている。太陽光発電の設置補助は1994年度から2005年度まで実施された。…以下略

  来年度の始まる4月まで待たされるのかと思っていましたが、少しは早まるようです。これで少しは動きが出てくることでしょう。
  しかしながら、結局は補助金方式になってしまいましたね。どうしてドイツ式(FIT)が出来ないのか不思議でしかたありません。こんなこと言いたくないですが、やはり、天下り先の確保や予算の無駄遣いをするためにこんな無駄なやり方をするのでしょうか。同じお金を使うのなら、少しでも無駄の少ない有効な方法をやって欲しいものです。

それでも無いよりまし!


帆船

2008年10月14日 | 太陽光発電

  第3307回でこれからの船は帆と太陽光発電になるのじゃないかと書きましたが、太陽電池だけの船が計画されているそうです。

  ソフトエネルギーより

  PlanetSolar2010年に太陽電池だけで運行する船による世界一周計画を発表

 全長が30mあまりの巨大な双胴船のデッキに太陽電池をびっちりと搭載し、2名のパイロットをのせて太陽のエネルギーだけで世界を回るという壮大な計画が発表されました。この計画を発表したのはフランス人冒険家とスイス人の船長。2010年にこの計画が実現すれば10ノットのスピードで、ハイテク機器満載のPlanetSolar号は、日射条件のいい赤道付近を航行し世界をまわることになるそうです。

 NOK: Planet Solar beim auslaufen aus der großen Nordschleuse Brunsbüttel

 

  YouTube→ planetsolar

 PlanetSolar

  AFPBB News → 太陽エネルギーだけで世界一周航海、史上初の挑戦 20081009 09:26 発信地:ベルン/スイス

  まるで宇宙船のようです。今の変換効率の悪い太陽電池ではこれほど甲板一杯に電池を貼り付けないといけないのですね。ソーラーカーレースのあのゴキブリのような姿を海に浮かべているようなものです。まだまだ実用化には遠そうです。

 しかし、これに夜や太陽光の少ないときに自動的に帆を張るようなシステムを作れば面白そうな気がします。その帆にもフレキシブルな太陽電池を貼り付けるのも面白いかも。いずれにしても太陽光か風のどちらか一つに頼るのはまだ無理がありそうですので、昔の帆船のノウハウを取り入れて出来ないものですかね。

きっとできるはず!


海水淡水化

2008年10月11日 | エネルギー 環境

  今年の早明浦ダムはおかしいです。13号台風で雨が降らなかったのは早明浦ダム周辺だけだったし、15号は温帯低気圧になってしまいこれまた早明浦ダム周辺には殆ど降りませんでした。
  9月中旬から香川県は我が家の
太陽光発電の発電量が示すように過去4年間で最低の成績を記録するくらい雨の多い天気が続いていますが、肝心の早明浦ダムには水不足を補うほどの雨は降っていません。逆の形は今まで何度もありましたが、こんなことは無かったのじゃないでしょうか。

  やはり、第3294回でも取り上げたシンガポールを見習って何か根本的な手を打つときが来ているようです。流石に腰の重かった行政もやっと動きを見せだしたようです。

  読売新聞より

  海水淡水化装置県が導入検討

  早明浦ダム(高知県)の貯水率低下を受け、真鍋知事は3日、海水を飲料水に変える「海水淡水化装置」の導入を検討していることを明らかにした。1日の処理量1万~4万トン程度の装置を想定し、建設費や維持管理にかかるコストを算定しているという。

 この日開かれた県議会一般質問で答弁した。県によると、同装置は特殊なフィルターで塩分を除去する。国内では沖縄、福岡両県で日量4万トン~5万トンを処理する装置が稼動している。

 香川県も1994年の渇水後に導入を検討したが、建設費だけで350億~400億円かかるため断念。しかし、毎年のように早明浦ダムの水が底を付きかける事態が繰り返されていることから、検討を再開した。真鍋知事は「装置を効率的に稼動する技術を検討したい」などと述べた。

  果たして400億の予算をかけるだけの価値があるかといわれるとよく分かりませんが、まずはやってみるしかないでしょう。早明浦ダムにこれだけ雨が降らないということは、きっと香川県よ早く手を打てという天の言葉じゃないでしょうか。
  日本の技術をより一層磨いてコストダウンに成功すれば世界の水不足に貢献できます。世界の水不足は香川が解決せよということかもしれません。

やるべき!


コンビ二

2008年10月10日 | コンビニ

  第3297回でコンビ二の深夜営業規制に反対しているのは一円でも売り上げが上がれば利益の上がるシステムを取っている本部であって、一部の利益の上がっている加盟店以外は本当は深夜営業なんてしたくないのに違いないと書きました。
  本部のあがきはいよいよ酷くなってきているようです。

  FujiSankei Business i.より

  24時間営業維持へ変身 コンビニ“売り”は省エネ 2008/10/4

  コンビニエンスストア各社が地球温暖化防止に向けたCO2(二酸化炭素)排出量削減の取り組みを加速している。ローソンは東京大学と店舗の消費電力を削減する実験をスタート。セブン-イレブン・ジャパンは省電力のLED(発光ダイオード)を使用した看板を導入予定だ。環境対応は企業の社会的責任の一環という側面に加え、一部の自治体で地球温暖化対策から24時間営業の自粛を求める声が上がっており、環境保護の姿勢を改めて消費者にアピールすることで、こうした動きを牽制(けんせい)する狙いもありそうだ。…中略

  ■悪者扱いに危機感 対応加速

  8月に京都市が「環境にやさしいライフスタイルを考える市民会議」を設置して、コンビニの深夜営業のあり方や規制の議論を開始したことで、24時間営業への風当たりが再び強まっている。コンビニ業界も参加を要請されたが、日本フランチャイズチェーン協会は、規制ありきの「会議そのものに納得できない」と今月2日、正式に参加拒否の意志を明確にした。一部地域でも仮に自粛が実現すればビジネスモデル自体が崩れ、経営への影響は計り知れない。 …以下略

  LEDなどで省エネに力を入れるのは大賛成ですが、それと深夜営業とは関係ないと言えば言い過ぎでしょうか。省エネに努力することは当然であって、その上に深夜営業を止めればもっと省エネになるだけのことです。それに、深夜営業の中止は省エネ以上に、コンビ二で働く人が昼間働いて夜は寝るという本来の生活に戻れるという最も大切なことが根本にあるはずです。
  もちろんコンビ二だけを目の敵にするのではなく、そうした本来の人間の生活を取り戻すために夜中に働くことを当たり前とする風潮をやめさせることが大事なのです。そのためには、工場の交代制なども当然止めるべきです。

夜は寝ましょう!


土に還る

2008年10月09日 | 日記・その他

  第3215回で取り上げた今泉みね子さんの「クルマのない生活」(白水社)の中の「一方では、落ち葉がゴミに見えないような景観建築を作り出すことも必要かもしれない。これは個人の庭だけでなくて、街なかや駅前の広場、公園にも当てはまるだろう。コンクリートなどでおおわれる部分をできるだけ少なくして、落ち葉が分解されやすい土の部分を増やすのだ。道路でも、街路樹の根元に少しでも広い土の区画をつくってやれば、そこに落ち葉をはきためて、街路樹に栄養をやることができる。」に共感したと書きましたが、天声人語にもそんな言葉がありました。

  2008106日(月)付 より

  …略」

  秋が深まれば、今度は枯れ葉がアスファルトに散る。集められ、焼却されるものも多い。野山なら散り敷いて生物のすみかになり、分解されて土に溶けていくのに、都会の落ち葉はそれもかなわない▼『葉っぱのフレディ』という絵本を覚えておられるだろうか。生と死や転生が、木の葉の一生を通して語られる。枯れて散っても、土に還(かえ)って木を育てる力になる。…以下略

  コンクリートやアスファルトで舗装したところに木を植えて緑が豊な設備と唱えるやり方はやはりおかしいですね。これからは木を植えるのなら、下も土で落葉が落ちても自然に土に変えるようにして欲しいものです。
  何と言っても、これからの季節、毎日コンクリートやアスファルトに落ちた葉を掃除することのむなしさをわかって欲しい。そういう私も、そんな立場になるまでそんなことを考えもしませんでした。

人間なんて勝手なものです!


帆船

2008年10月08日 | エネルギー 環境

  第3272回で昔ながらの帆と太陽電池の組み合わせた船を考えるべきと書きましたが、電動漁船なるものが研究されているそうです。

  FujiSankei Business i.

  燃油高乗り切れ 電動漁船開発へ“出航” 2008/10/

 電気自動車を研究している民間企業「イーブイキモト・ラボラトリー」(大分市)がこのほど、燃油高に苦しむ漁業者に活用してもらおうと、沿岸用の電動小型漁船開発に乗り出した。

 まずは電気自動車で使用するリチウムポリマー電池を改良し、耐水性と小型・軽量化を両立させて1時間の試験運航に成功した。

 充電費用が安い半面、実用化には電池の出力や駆動時間の向上など課題はまだ多い。だが、木本茂夫代表は「燃油の代替策として有効性は高い」と強調し、来春までの実用化を目指している。

 木本氏は元日本文理大教授。電気自動車の性能を公道で競う「四国EVラリー」で軽自動車部門8連覇という実績を持っている。

 改良電池は重さ約60キロ、出力は約7.5キロワット。200ボルトの家庭用コンセントから5時間で充電でき、深夜料金であれば費用は40円程度という。

 今月実施した別府湾内での試験では、小型漁船(0.5トン)をモーターで動かし、平均15ノットで1時間航行できることを確認。今後、実用レベルの約30キロワットを出せる電池と省電力モーターを開発する計画だ。

  なるほど電動漁船とは面白そうです。これに帆と太陽光発電を組み合わせれば面白いものができそうですね。
  これを発展させて貨物船にも応用して行けば、海運の世界も様変わりするかもしれません。もしかしたら、海運が省エネの先端ということになり世界の貿易は船の天下になるかもしれません。
  燃料バカ食いの飛行機なんてものは恥ずかしくて乗れなく無くなって船旅の復活なんてことにもなるかもしれません。

実現しないかな!


直流ハウス

2008年10月07日 | 太陽光発電

  第2806回などで取り上げた現在交流で使われている家庭内の電化製品などを全て直流にする直流ハウスがいよいよ注目されそうです。

  ITmedia Biz.ID

  “直流電化エコホーム”とは何か?

  PCからテレビ、洗濯機、エアコンまで、家庭内のほとんどの機器は直流で動作する。ところが家庭にやってくる電源は100ボルトの交流だ。では家庭内の配電をすべて直流でやってしまったらどうだろう?

20080930

  直流、交流って聞いたことがあるだろうか?交流とは電流や電圧の向きが周期的に逆になる電気の送り方のこと。ACAlternating Current)ともいわれ、家庭のコンセントに来ている電気も交流だ。

 ところが、家庭にある電化製品のほとんどは直流(DCDirect Current)で動く。ノートPCなどをコンセントにつなぐときに、ACアダプターという黒い箱があるが、あれが交流(AC)を直流(DC)に変換している。テレビやステレオはもちろん、いまやエアコンも洗濯機も内部的には直流(DC)で動いている。「交流でないと動かないのは蛍光灯くらい」(TDK)というほど、家庭内は直流がメインになっている。

 ところが家庭内のコンセントは100ボルトの交流。これをすべて直流にしてしまってはどうか?というのがTDKが提案する「直流電化エコホーム」だ。…以下略

  太陽光発電とバッテリーで各家庭が独立したエネルギーを確保するシステムとしてこの直流化は面白いのじゃないでしょうか。

 もちろん電力会社直流で配電してくれれば有難いですが、どうも今更交流から直流に変えるのは実際問題として不可能に近いものがあるようです。関東と関西の50ヘルツと60ヘルツを同じにすることさえ実現できないのですから夢物語かもしれません。やはり、独立システムの方が可能性はありそうです。

 しかし、今までは素人考えで何故出来ないのだろうかと疑問に思うだけで諦めていましたが、メーカーがこうした考えを打ち出してきたと言うことは実現性はあるのかもしれません。

  シャープも同じような提案をしているようです。ということはやはり可能性ありか。

期待します!


通信速度10倍

2008年10月06日 | PC

  モデムからISDN、ケーブルネットからADSLへ、そして最後は光と我ネット環境も遂に終局まで来たと思っていたら、光にももっと速いのがあるそうです。

 実際のところ究極と思っていた光もケーブルやADSLと比べても心持早くなったかなと無理やり自分を納得させている位しか体感できませんでした。しかし、光にも速さの違いがあるとなると又心が動きます。

  FujiSankei Business i. 2008/9/25

  通信速度は10倍 戸建て向け高速ネット KDDIが来月提供

 KDDIは24日、光回線を利用し、戸建て住宅向けに通信速度が毎秒最大1ギガ(ギガは10億)ビットの超高速ネット接続サービスを10月1日から提供すると発表した。専用の接続装置を開発、現行の10倍の通信速度を可能にした。月額料金はNTT東西と同水準に抑える。国内の光通信市場ではNTTが70%超のシェアを持つが、KDDIは通信速度を武器にシェア拡大を目指す。

 新サービス「ギガ得プラン」は月額料金が5460円(ネット通信のみ)で、NTT東西が提供する毎秒最大100メガ(メガは100万)ビットの「Bフレッツ」と同額。既存のKDDIの光通信サービスよりも約20%安い。当面のサービス提供地域は関東と北海道で、他地域での提供は未定。毎秒1ギガビットのサービスは、ケイ・オプティコム(大阪市北区)などが提供している。

 国内の光通信市場ではNTT東日本・西日本のシェアが72・9%(6月末時点)で、KDDIは5・6%と大きく水を開けられている。NTTは今年3月に、ネットワークを専用機器で制御し安定的に高速通信ができる「NGN(次世代ネットワーク)」を開始するなど、サービス品質の向上で攻勢をかけている。

 KDDIの新サービスでは「ネットワークの混雑を引き起こす特定ユーザーへの通信規制などでサービス品質を維持する」(森田圭コンシューマ事業企画本部長)。高速通信環境を確保することで、顧客獲得につなげたい考えだ。

 法人やマンション向けには新サービスを提供しない考えで、個人顧客にどれだけ訴求できるかは不透明。今後は光通信事業者を買収した中部地域でのサービス展開など、提供エリアの拡大が課題となりそうだ。

   これは当分我が方には来そうにもないですね。しかし、現行の10倍とは恐れ入ります。流石にこのくらいになるとその速さを実感できるかもしれません。何と言っても、クリックした瞬間に画像が出てこないともういらだっている私ですから速いのはどんなに速くてもかまいません。

  それにしても、同じ光で速さが違うと言うのはどういう仕組みなのでしょうか。このネットの速さというのは良く分かりません。光の速さはどこでも同じじゃないのでしょうか。混雑とか容量なんてのがあるのでしょうか。

原理は兎も角、そんなものがあるとなれば、一日も早くこちらにも来て欲しいものです。今までは、田舎ながらも、意外と早い時期に光まで開通したのでもしかしたらこれも意外と早く来る可能性はあるかもしれません。

待ち遠しい!


ガム

2008年10月05日 | 日本再生

  私の嫌いなもの、道路などに黒く染み付いたガムのポイ捨てについて何度も怒りを込めて書きましたが、世界中で嫌われているのも間違いないようです。

  何時もの、サイト巡回で面白い話題がありました。

   市民のための環境学ガイド

  ワイオミング・コロラド その2 09.29.2008

  …略

  ガムを遺跡で吐かれるのが一番困るという。やってはいけないことが10箇条ぐらいあるのだが、そのうち、5箇条は、ガムを持っていたら、ここですぐに捨ててくれだった。…以下略

  なるほど持ち込み禁止か。これは良い方法かもしれません。我体育館のポイ捨ても一向に減る様子もなく気が付けばスクレーパーでかきとっていますが減る気配はありません。どうやら常習者がいるようです。その場に出くわせば注意も出来るのですが、いざとなると出くわさないものです。

 この「ガムを持っていたら、ここで直ぐに捨ててくれ」なんて注意書きを貼り出したいものですが、どうせ投書や苦情が来るでしょうから許可にはならないでしょう。このごろのお客さんは権利の主張はすれども義務は果たさないという日本人の精神を置き忘れた風潮そのままですから。

情けない話です!


アオスジアゲハ

2008年10月04日 | 日記・その他

  第3132回で我坂出体育館の楠の下に「小さな黒い木屑か糞のようなものが沢山落ちてきます。あれは害虫の糞なのでしょうか。木を下から眺めてもそんな虫の気配も見えず未だに何なのか分かりません。」と書きましたが、その正体が偶然わかりました。
  それはアオスジアゲハという蝶の幼虫の頭部脱皮殻というもののようです。

  アオスジアゲハ → アオスジアゲハの個別飼育

   アオスジアゲハ(青条揚羽)

  去年はこの幼虫を見つけることができなかったのでわかりませんでしたが、今年になって気の早い私が楠の剪定を8月の後半から始めたところ、切るのが早すぎたのでしょう9月の中旬ごろには新しい枝が伸び青葉が繁りだしたのです。そうしたら、例の黒い木屑のようなものが沢山落ちてきているのです。そして、薄緑色の妙な形をした幼虫が木の下を何匹か這っているのを見つけました。どうやら楠にこの虫がついているようです。
  ということで、伸びた枝をもう一度剪定するときに注意して見て見ると。やはりその虫がいました。若芽と同じような色をしているので木の下からはわからなかったのです。
  子供の頃から毛虫は大嫌いで見るのも嫌なので余り調べたくは無かったのですが、我慢してネット検索で探してみて、やっと上記の
アオスジアゲハの幼虫を見つけました。確かにこれです。
  この蝶はよく見ますし、結構綺麗なので好きな蝶でしたが、名前は初めて知りました。楠の若芽にしか卵を産まないのだそうです。そして、その幼虫が脱皮したものがあの木屑のようなものだったと言うわけです。
  私の気の早い剪定で若芽が出てきたので早速生みつけたと言うことのようです。私の気の早さで一つの疑問が解決しました。こういうのを怪我の功名と言うのでしょうね。

巧妙とは言い過ぎか!


動画

2008年10月03日 | PC

  第3284回で勉強不足でよく分からないと書いた動画ですが、無い頭でいろいろと考えてやっと一つだけ方法がわかりました。

  リモコンでとててて..カピバラさん で 動画ありのカピバラをクリックすると見ることができます。

  これがそうです → カピバラ

  残念ながら画面を埋め込む方法は上手くいきませんでした。いろいろとやってみたのですがやはり私の頭ではついて行けません。

  取り敢えずは、リンクの無い動画を見ることができるようにはなったので今のところはこれで良しとします。

  スタッフに動画をどんどん作ってくださいとお願いしているのですが、今のところ新しいのはできてないようです。

そのうちできるでしょう!


ブログ

2008年10月02日 | 日記・その他

  以前からブログって毎日の日記のようなもので私のHPと同じようなものだし手順も簡単そうなので一度はやってみるかなとも思ったことがありました。しかし、どうせ同じものを両方に書くだけなのでマァいいかと止めていました。

 しかし、楽天に店長用のブログ「店長の部屋Plus+」というのがあるとのことで、どうせブログを試すのならこれでやってみようかと考え直しました。

 取り敢えず、団塊の世代の部屋をそのままアップしようとしたのですが、楽天の縛りがきつくて、他サイトへのリンクは一切認められない。私のHPはリンクがあっての話題なので、リンクが貼れないとなると中身が良く分からないし、つじつまの合わないところも出てきます。取り敢えずはリンクを外しても意味が通じるように変えてアップすることにしました。

  文章の方はそれで解決しましたが、いざアップしようとしても何度やっても受け付けてくれません。アップの予約が出来るとのことで、これは便利と2日分の予約をアップしたつもりでしたが、当日になっても、前々アップされていません。何のことは無い、アップしたつもりが全く受け付けられた無かったようです。そこで、やり直してみましたが、何度やっても受け付けてくれません。沢山の店長さんがアップするので混雑していて受け付けられないのでしょうか。それにしても、これじゃ毎日のアップなんてとてもじゃないが出来そうもありません。

 こりゃ駄目だと諦めようかと思っていたら、楽天からのメールで、そのメールに書き込んで返送するとブログにアップできるとの案内がきていました。

  駄目元と思って書き込んで返送してみました。直ぐに店長のブログを見に行くとアップされていました。ところが、今度は一部しかアップされていません。これではアップしない方がましというものです。代わりに全部をアップして前のを削除しようとしましたが、これも何度やってもアップできません。色々無い頭を絞って考え編集機能があることが分かり切れた残りの文章を追加してやっとアップできました。今日も、同じ様に一部しかアップできていません。これも追加してみます。できるでしょうか。

  と言うことで、やってみましたが、追加は編集で直ぐにできました。今のところは、毎日メール返信でアップして編集で切れたところを追加すると言う方法でやっています。何だか面倒でもしかしたら長続きしないかも。

マァいいか!


★★市場から退出

2008年10月01日 | 非正規・派遣

  第3263回で人件費を削るために派遣を利用しなければ成り立たないような企業は市場から退場すべきですと怒りを込めて書きましたが、私はもともと、従業員を安くこき使わなければ成り立たない業種や低賃金を求めて海外進出する企業も嫌いでした。そんなことまでして儲けようとする経営者は経営者というより人間失格ではないかと思っています。そして、それは起業することのできなかった自分への言い訳が含まれているのかもしれません。
  そんな私が久しぶりにこれはと思った記事がありました。

  9月26日、読売新聞コラム「論点」より

 最低賃金引き上げ  支払い 企業の社会的義務

 橘木(たちばなき) 俊詔(としあき)同志社大教授(労働経済学)男女協同参画会議議員。著書に「格差社会」など。65歳。

 ・・・略

 ヨーロッパの最低賃金はイギリス、フランスが1時間あたり1200円前後、デンマークでは2000円以上である。ちなみに日本は全国平均で700円前後。デンマークの人の話では、従業員が食べていけるだけの賃金を企業が払うのは、社会的義務と考えられているようだ。食べていけない賃金しか出せない企業は非効率なので、市場から退出すべきだ、との社会合意があるのかもしれない。効率性の高い企業が参入し、食べられる額の賃金を払える企業のみが市場に残る。結果的にそういう仕組みになっているとも考えられる。

 日本企業にこのようなことを求めれば、企業経営者からの猛反発を受けそうである。最低賃金を引き上げて企業が倒産してよいのか、という声は強いだろう。低い賃金でも働きたい人がいれば雇用を保つことになり、失業者が出ないメリットは大きいとの声もある。

 その主張はよくわかる。何よりもこの声を多くの日本人が容認してきたからこそ、最賃は低いままだったのである。

 しかし、日本でもデンマークのような新しい発想をしてよい時代になっているのかを検討してよい。非効率な企業が退出し、高率の高い企業が多く参入すれば、国の経済成長率も高まる効果がある。それが無理なら、非効率、あるいは生産性の低い企業の生産性をもっと上げる政策を、本格的に議論して導入するしかない。

 これも反発を受けるかもしれないが、最低賃金を生活できる水準まで上げるための財源として、株主や経営者への配分、給料の高い従業員の給与を少し下げる案もありうる。労働分配率のアップ策と低賃金者への再配分策である。

 最低賃金引き上げで困るのは中小の下請け企業である。多くの中小企業の製品は大企業に納入されているが、日本では、下請け企業の価格転嫁を不当に防ぐ、いわゆる「買いたたき」が存在するといわれる。公正な取引が実行されるように、政府の監視と罰則の徹底が必要である。

  何気なく読んでいたら「市場から退出すべきだ」に目が覚め、必死で読んでしまいました。こんなことを書く人もいるんだと思わず誰だろうと名前を確認しました。何とわが母校の教授じゃないですか。それも65歳と言えば、もしかしたら同時期に同じキャンパスで学んでいた先輩かもしれません。尤も、私は滅多にキャンパスには行ってないですが。

  何はともあれ、こうした考えが紙面に載るということは時代も変わったのかもしれません。
  日本の若者を雇わずに中国からの研修ということで安い賃金で働かせることでしか成り立たない企業が多いそうですが、そうした企業も市場から退出すべきでしょう。将来の日本を考えずに今の自分さえ良ければの経営者ばかりがこの国をここまでおかしくしたと言えば総すかんを食いそうですが、企業を経営するのならそれなりの矜持を持って貰いたいと思うのは私だけでしょうか。

理想に過ぎるでしょうか!