明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



田村写真にて、田村さんには休日にかかわらず、一日プリントをしてもらった。 今まで使っていたエクタルアという印画紙が製造中止になって久しく、作家シリーズも新たな紙を使う。中には10年を経たネガもあり、田村さんの新たな解釈が加わり、私がみても新鮮な仕上がりとなった。コクトーは、先日撮影したものとの組み合わせを考え、以前撮った未プリントのネガから撰んだ。50年代のフランス映画風にということで、まさにそんな感じになり喜ぶ。たまに私らしからぬ、計算が行き届き、考え抜かれた撮影のように見えるネガがあり、どうして、こんなことをしたのか良く判らないことがある。もっとも結果さえ良ければ、私が寝ている間に妖精がシャッターを切ってくれていたのだとしても、何でも良いのである。

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